電車が止まったら、誰が交通費を負担するのか

 

 

 


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こんにちは。山口社会保険労務士事務所の山口正博です。



日本は、ハンコをペタペタとつく文化が根付いている。

こっちでペタ!そっちでペタ!あっちでペタ!

「こんな所にハンコなんているのかなぁ?」という疑問を
抱くこともよくあります。

「ハンコを押すことが目的になっているのでは?」と思う
ことも。


何とかサインで済むようになっていって欲しいと願っています。



このレポートは、定期的に、コラム形式で、
労務管理に役立つ内容を配信するレポートです。

就業規則の作成前に読むのもよし。
就業規則を作った後に読むのもよし。
つまみ食い感覚(?)で読むのもよし、です。

どうぞ、ご自由にご活用下さい。


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今日のTOPIC
1: 電車が止まったら、誰が交通費を負担するのか
会社にも社員にも責任はないけれど、、、
2: 編集後記

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■  電車が止まったら、誰が交通費を負担するのか
■■ 会社にも社員にも責任はないけれど、、、

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運休したら、交通費はどうするのか。



人身事故などで電車が止まるという時は、少なくない。
また、台風がやってきた時なども、電車は止まりますね。


東京にいた頃は、たびたび止まっていました。
意外と東京の交通インフラは弱いところがあります。

(余談ですが、大雨が降る日には、新宿駅の構内のあちこちで
水漏れがするんです。あれほどのターミナル駅で水漏れです
からね。初めて目撃したときはビックリしました(ちょっと
した滝のような水漏れ)。大阪でもあのような水漏れは滅多に
見ません)


話を戻します。

原因というと、人身事故が一番多いですが、他にも、信号機
の故障とか、局地的な豪雨などがありました。

ただ、私の場合、幸いにも振替電車を利用する場面には遭遇
しませんでしたが。


電車が停止や運休をすると、「振替輸送券」というものが配布
されます。

振替輸送券とは、自分の利用している電車が何らかの理由で
運休や停止をした場合、他の鉄道会社の電車に乗り換えて、
目的地に行けるというものです。


しかし、振替券は、JR、私鉄、地下鉄、東京メトロなどで相互
に振り替えるために使うもの。

そのため、振替券でタクシーには乗れません。

また、新幹線が運休してしまって、やむを得ずタクシーで
目的地に行ったら交通費は誰が負担するのかということも
疑問ですね。



電車の例ではないのですが、私の経験だと、飛行機が雪で
欠便したときには、航空会社からは特に保障はありません
でした。

翌日の便に切り替えることはできましたが、宿泊施設の費用
は自己負担でしたから(最終便が欠便になったので)。

 

 

 

どちらにも責任はない。

 

うまく振替輸送をしてもらえればそれで万々歳なのですが、
必ずしもうまくはいかないときもあります。

代替となるような電車も無いところだと、電車以外の交通手段
を使うしかないでしょう。

また、妙に辺鄙な所で電車が止まった時とかもそうです。

 

その場合に、やむを得ずタクシーに乗って会社に行った時には
どうするのか。

「今日は遅れちゃダメなんだぁ~」という思いでタクシーに
乗ることもあるでしょう。

大切なミーティングがあったりする時に限って、何かトラブル
があるものです。


また、悪気があって、わざとタクシーに乗ったわけではない
ですし、、、。


電車が止まるというのは、ほとんどの場合、不可抗力ですから、
会社にも社員にも責任はありません。

 

 

 

 

 

なすり合いに。


社員としては、

「何であれ、交通費なのだから払って!」
「会社に来るため(仕事のため)に使った費用なのだから、
どんな方法でも交通費でしょ!」

と言いたいところ。

 

一方、会社としては、

「電車事故は、会社の責任じゃないでしょう!」
「決まった交通費を毎月払っているのだから、追加分は
自己負担してください」

と言いたいところ。

 

確かに、どちらにも十分な理由があります。

会社にも社員にも事故の原因はありませんからね。

 

本来ならば、事故の原因を作った人に物申したい(笑)ところ
ですが、まず無理でしょう。

補償をするとなると金額も大きくなりますから、
事故を起こした本人に言っても、「無い袖は振れぬ」
という状況になるだろうと思います。

 

 

 

 

負担の方法。


他の手段を使ったとしても、仕事のためですし、滅多に起こる
ことではないので、会社が全額負担してしまうか。

もしくは、領収書を準備してもらって、折半で負担するのか。

それとも、社員の側で全額負担なのか。



今回のような場面というのは、凄く稀なのですが、決してあり
得ないことでもありません。

何らかの理由で交通機関が利用できない時に、他の交通手段を
使った費用をどのように負担するのか。

・会社で全額負担するのか(この選択肢が現実的ではあります)。
・会社と社員で半分ずつ負担するのか。
・社員の自己負担か(たぶん無いとは思いますが)。


事前に決めておいても良いかもしれませんね。



 

 

 

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