労務管理のツボをギュッと押す方法を考えます

会社で起こる労務管理に関する悩みやトラブルを解決する方法を考えます。

人事労務の疑問をネットで検索しない。

 

 

 


労務管理で何か分からないことがあったり、
確認したいことがあれば、
コレを必ず開いています。

 

それは、
『社会保険労務ハンドブック』
という本で、

タイトルを見ると、何だか退屈そうな本ですけれども、
労務管理の教科書」と呼べるものは
この1冊だけだと私は思っています。


毎年、新しい版が発行されますが、
平成30年度版が新しく出ました。

出ましたといっても、すでに数ヶ月が経過していますが、
人事労務の仕事をしているならば必携の書です。

 

 

 

計756ページに全部まとめられている。


ハンドブックのページ数は756ページで、
随分とページ数が多いように思えますけれども、

縦が22.5cm、横が12cm、厚さが2.5cmで、
分厚い文庫本ぐらいのサイズ。

 

この大きさに労働基準法に関することや
雇用保険、労災保険、
さらに健康保険や年金と、
実務で必要な情報が1冊にまとめられています。

 

800ページ弱で、人事労務に必要な情報をまとめるなんて、
そう簡単にできるものではありません。

こんなにコンパクトにまとめるだけでも相当な労力が必要ですから、
それをお金で買って、膨大な時間を節約できるなら、
安い買い物です。

 

 

 

実務向けに内容が編集されている。


例えば、

  • 7年働いた後に、失業保険を使うと、失業給付は何日分あるか。
  • 週3日勤務の人が2年半働くと、有給休暇は何日付与されるか。
  • 年金が増える加給年金や寡婦年金とはどういうものなのか。
  • 入院して手術を受ける時に利用する高額療養費制度とはどんなものか。
  • 高校生を雇う時に気をつけないといけない点は何か。

などなど。

 

ここに書いたのはあくまでごく一部。

 

雇用保険の加入手続き(被保険者資格の取得)や
脱退手続き(被保険者資格喪失の手続き)。

労災保険の申請、社会保険への加入。

健康保険の給付申請に年金給付に関する手続き。

 

これらに関連する内容も社会保険労務ハンドブックに掲載されています。

 


この手の専門書というと、とにかくツマラナイ内容になっていて、
法律の条文に沿って淡々と説明するみたいな本が多いんです。

パッと開いただけでウンザリ。

そういう本だと内容が仮に良くても読んでもらえません。

 

しかし、社会保険労務ハンドブックは、
実務で求められそうな切り口から書かれているため、

「読む」というよりも「使う」という表現がふさわしい1冊です。

 

 

 

ネット検索 vs. 本で調べる。


知りたいことがあれば、まずはスマホでネット検索。


もはやこれが当たり前になっていますけれども、

労務管理というフォーマルな、

言い換えると

 

「ちょっとお堅い情報」

 

というのはネット検索だと探しにくいもの。

 


「今すぐ使える!iPhoneの14の便利技」
「間もなく発売。新感覚ハンバーガー!」
「フライドチキン食べ放題 開催!」

こういう類の情報はネットと親和性が高く、
スマホで検索する方が都合が良いもの。


しかし、

  • 「高額療養費制度とは何か」
  • 「限度額適用認定証とはどういうものなのか」
  • 「特別支給の老齢厚生年金とはどういう年金なのか」
  • 「国民年金の振替加算って何だ?」
  • 「年金が増える加給年金って何?」
  • 「働くと年金が減る仕組みとは」

こういったことを検索すると、
なかなかシッカリした情報にたどり着けないもの。

 


日常的で雑多な話題を調べるには
ネット検索が早くて便利。

しかし、フォーマルで、お堅い情報を調べたいときは、
「コレだ!」と思える情報に出会いにくいんです。

 


人事労務関連で何か分からないことがあったら、
私はまず社会保険労務ハンドブックで調べます。

ハンドブックを読むだけで足りるときもありますが、
それで不足なときは、ネット検索で補完する。

まずはハンドブックで調べて、ネット検索はその後。

 

この二段構えで情報を検索すると、時間を節約できます。

 

最初からネットで検索すると、どうもピントがズレやすい感じで、
まずチャンとした情報をチェックしてから検索すれば、
自分がどういう情報を求めているのかが定まりやすいんです。

 

 

 

月額324円で労務管理のアドバイザーが手に入る。


本としては高価(3,888円)ですけれども、

ネット検索で時間と労力を浪費することを考えれば、
モトを取るのは難しくないでしょう。


「労務管理の手引き」
「社労士にとっての虎の巻」

このように書くのは憚られますけれども、
「カンペ(カンニングペーパー)のような使い方」
もできます。

 

失業手当の給付日数が何日だったかな?
労災の休業補償給付の支給率はいくらだったかな?

数字が関連する部分は忘れやすいものですから、
それをサッと確認できるのは有り難いところ。

これぐらいだと、検索するよりもハンドブックを開いて
確認したほうが早いです。


1年に1冊新しいものを買うとしても、
1ヶ月あたりわずか324円。

 

雑誌を読み漁ったり、ネット上の情報の洪水に溺れるよりは
ハンドブックでまず調べたほうが近道なんです。

とはいえ、800ページ弱もある本ですし、
コレだけを延々と読むものではありません。


1ページからコツコツと読み進めるものではなくて、

「気になったこと、疑問に思ったことをサッと調べる」

そういう使い方がオススメです。

 

人事労務に特化した手引き書は他にはなく、
社会保険労務ハンドブックが唯一と言ってもいいぐらい。

 

法律の条文を羅列した六法みたいに条文がズラズラっと書いているだけではなく、
どういう法律があって、どういう解釈をして、どう判断するのか。
実務を基準にして書かれているのが良いところ。

法律系の本は、お堅い感じで、読みにくく、
ツマラナイのが当たり前のようになっていますが、

この社会保険労務ハンドブック
専門知識に頼らなくても読めるよう親切に作られています。


情報を追いかけるコストをわずか3,888円で省いてくれますし、
1年ごとに新しいものが発行されるので
1ヶ月あたりの費用はたったの324円です。

人事労務に関連するお仕事をされているならば、
是非とのそばに置いておきたい1冊です。


労務管理をアドバイスしてくれる人を
手元に置いているような感覚になります。

 

人事労務で時間と労力を節約したいならば、
社会保険労務ハンドブックをそばに置いて、
いつでも参照できるようにしておくことをオススメします。

 

 

 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
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