今回は、職場の飲み会への参加者を増やす方法を考えてみましょう。
任意参加の飲み会でも残業代が出ないなら参加しない人
職場で飲み会をするとなると、強制的な参加を求めると仕事の時間になり給与を支払わなければいけない イベントになります。 しかし、任意で参加する飲み会であるならば、給与は出ませんし残業代も出ません。
ここで問題になるのが、考え方の違いです。
残業代が出ないから飲み会に参加しないのはあなたにとって良くないよ、人間関係で損をしちゃうよ、と考える人がいる。
他方、職場の飲み会なのだから、任意だとしてもそれは実質的に仕事になるんじゃないか、仕事の延長線上になるんじゃないか。 任意だと言っても参加するようにプレッシャーをかけてくるんじゃないかと考える人もいる。
人間関係には対価のある人間関係と対価のない人間関係があります。
対価のある人間関係というと仕事上の取引先です。対価のない人間関係というと、一番の例は家族です。
対価がない人間関係の見返り
対価がないのだから任意であっても飲み会には参加しないと考える。確かに職場の同僚や上司がいるような飲み会だと、参加者からしたら仕事の延長線上でやってるんじゃないかと思えてしまうのも分かります。
一方で、対価を伴わない付き合いは、思いのほか人間関係では重視される傾向があります。家族との関係は大事ですし、重要なものです。
報酬が付いた関係だと、やらなければいけない、やらされているという感じがあります。対価がない形で付き合うと、自主的にその人間関係を構築しようと行動していますから、相手に対してより親密で、好意を抱きやすい可能性があります。
家族の関係には対価がないのですが、好意や親密さは他の人との関係よりは強いのではないでしょうか。
考えが対立するなら工夫して解決する
残業が残業代が出ないんだから任意であっても飲み会には参加しません。確かにこういう考え方は正しいです。
対価のない形での人付き合いは大切だよ。 残業代が出ないからといって飲み会に参加しないのはあなたにとって損になるよ。こういう考え方も正しい。
この場合、自分の立場で主張するだけだと喧嘩になります。
職場の飲み会への参加者を増やす方法
互いの立場をすり合わせて工夫すると上手な解決策が思い浮かびます。
例えば、任意で開催する飲み会に参加する人を増やしたい場合は、参加した人、1人あたり1000円を会社が補助する。参加者全員を対象にしているので会社の福利厚生費として扱えるでしょう。
さらに、飲み会に参加してもお酒を飲まなくてもいいよ。ソフトドリンクでもOKとしてあげる。
1人当たり1000円の補助が出て、ソフトドリンクでもいい。この2つのオファーを用意すれば飲み会への参加者は増えるでしょう。
時間帯を分けるのも良いですね。夜だと家の用事がある方は参加しにくいので、平日は夜に飲み会を設けて、日曜日は昼に開催すると、参加者を増やしやすいですね。
残業代が出ない飲み会であっても参加した方がいいよ。参加しないのはあなたにとって損だよ。こういう説得だけだと人は動きにくい。
人を動かすには何らかの動機が必要ですので、それを用意する工夫をするといいでしょう
毎月、手作業で給料を計算していると時間がかかりますし、間違いの原因になります。そのようなうんざりする作業を楽にするには、自動で計算をしてくれる給与計算ソフトを使うのがいいでしょうね。