労務管理のツボをギュッと押す方法を考えます

会社で起こる労務管理に関する悩みやトラブルを解決する方法を考えます。

健康保険料のモトを取る。健康診断やインフルエンザ予防接種で補助が出る

補助アリ

 

インフルエンザ予防接種を1回受けて3,000円払うか、0円で済ませるか。

今年も10月になり、寒くなってきましたが、そろそろインフルエンザのシーズンに入り始めます。

私は予防接種を受けないタチで、高校生になってからは予防接種の類は受けなくなりましたね。小学生や中学生の頃は学校で半年に1回ぐらいの頻度で予防接種があり、憂鬱なイベントでした。

予防接種って痛いんですよね。あれ、ホント嫌いでした。ツベルクリン反応をチェックする注射、インフルエンザ予防接種と、定期的に注射されるんです。

今はツベルクリン反応の注射というのは実施しているんですかね。当時は、何のための注射なのかよくわからないままプスッとされていたのですが、調べてみると結核に感染しているかどうかを調べるための注射らしい。

結核か、、、。小学生の頃でも結核という病気については知っていましたが、実際に罹患していた生徒はいなかったし、わざわざ注射などという痛いイベントを設けてチェックするほどのものだったのか、今では疑問です。

何か熱っぽいとか、風邪っぽいと仮病を装って、何とか注射を受けないで済む方法はないかと、注射を受ける日の数日前に頭をフル回転して悪巧みするんですが、まぁ結局はやられちゃうんですよ。プスッと。


そんな痛い予防接種ですが、寒い時期になると、インフルエンザがいかに怖い病気か、いかに大変な病気か、過去には死亡者もいるんだぞ、と素直で善良な人たちをビビらせますが、まぁ要するに風邪ですわな。

インフルエンザというと、いかにも特別で怖い病気のように思えますが、実態は風邪と同じです。熱が出て、体がダルイ。喉も痛い。まさに風邪の兄弟、ご近所さんのようなもの。

要するに風邪だと思えば、実際にかかってしまえばいい。インフルエンザにかかればシンドイけれども、耐性ができるので予防接種よりも安心感があります。そんなことを書いていますが、私はインフルエンザにかかったことがないので、そのツラさが分からないのです。

手洗いとうがいが最高の予防策だと思っています(注射嫌いなので)。


恒例のイベントのようにワクチンが足りないと毎年のように騒ぎますが、需要が供給を上回って、在庫がカラになったなんて話は聞いたことがありません。むしろ有効期限が切れて廃棄したという話ならばありますね。

有効期限切れの国内産新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチンの廃棄について

30,845,395回分と書かれていますが、いつからストックしていたものかは不明ですが、1年分として仕入れたものから廃棄したとすれば、それなりの量ではないかと思えます(これでも少ないのか、それとも多いのか、医療分野の人間でないと判断はしにくいですが)。

 

 

 

 

 

予防接種の費用が補助される。健康診断をわずか300円で受けた話。

予防接種にどういう補助があるのかと調べると、『インフルエンザ予防接種 補助』で検索したら、ザクザクと出てきます。

市町村ごと、会社ごとにインフルエンザ予防接種にかかる費用を補助しており、1回2,000円から3,000円ぐらいを補助する傾向があります。

少し調べたところ、インフルエンザ予防接種は1回3,000円から5,000円ほどのようですので、仮に3,000円の費用で、3,000円を補助されたとすれば、無料でインフルエンザ予防接種を受けられたと言えます。

市町村では、高齢者と子供だけを対象に助成が用意されていて、それ以外の年齢層は対象外になっているようです。

大阪府の箕面市では小学生以下の子供が対象ですし、大阪市は高齢者が助成対象になっています。

大阪市市民の方へ 高齢者インフルエンザワクチン接種のお知らせ

子どものインフルエンザ予防接種を助成します!/箕面市

小学生だったら学校でインフルエンザ予防接種を受けるんじゃないかとも思えますが、2発目、3発目と打つ人もいるんでしょうか。私だったら「0発(注射を全拒否)でお願いします」と頭を下げたいところです。

好き好んで注射を受けたい人も多くないでしょうし、子供を対象にして市町村が予防接種の費用を補助しても、ほとんど使われないのではないかと思います。他方、高齢者の場合は学校や企業に所属しておらず、市町村からの補助を受けるインセンティブがあるので、こちらは利用者がそれなりにいるはずです。

市町村がインフルエンザ予防接種の費用を補助するならば、高齢者に限定して実施するほうが現実的でしょう。


ちなみに、インフルエンザ予防接種を全額自己負担で接種すれば、3,000円から5,000円です。年に1回だけと考えれば、補助がなくてもさほどの負担ではないですね。ですが、3,000円もあれば食事代としては十分でしょうし、家で自炊する方なら2、3日分の食費にはなるのでは。

市町村が発信している情報、ウェブサイトだけでなく、市民向けの会報誌のようなものに目を通していると、意外とオイシイ情報が掲載されていたりします。予防接種の助成だけでなく、健康診断やがん検診などを数百円程度の格安で受診できたりと、情報をキャッチして行動すればお得なサービスを受けられます。ちなみに、筆者も300円で健康診断を受けたことがあります。病院やクリニックに行って自費で健康診断を受けると、8,000円ぐらいはかかるのではないかと。健康診断だけで7,700円も得をしているんですね。

協会けんぽに加入している人にはインフルエンザ予防接種の補助がありません。協会けんぽは会社経由で加入する健康保険ですが、中小企業に勤めている人の場合は、この協会けんぽの健康保険に加入している人が多いはずです。

一方、規模が大きい企業だと、健康保険組合というものがあり、その組合経由で健康保険に加入しており、インフルエンザ予防接種に対する補助を独自に設けているところも多いです。

よく知られた会社には健康保険組合があり、予防接種に補助が用意されています。

加入者が多い協会けんぽの健康保険には補助がありませんが、予防接種を受けなければインフルエンザにかかるわけではありませんし、予防接種を受けたのにインフルエンザに罹患する人もいます。ただ、どうしても接種したいならば、近所のクリニックなどに言って予防接種を受けるのもアリです(補助がなくても金額は大きくないため)。

 

 

人間ドックや脳ドック、健康診断にも補助がある。落ちている1万円を拾うだけ。

会社員だと、年に1回、定期健康診断がありますけれども、それ以外にも自分で健康診断を受けて、その費用を健康保険から補助してもらうメニューも用意されています。

年度内に1回だけ補助を受けて健康診断受けられますので、健康保険料のモトを取る意味でも利用したいところです。

平成28年度用健診パンフレット | 健診・保健指導のご案内 | 全国健康保険協会

一般健診である生活習慣病予防検診を受ける場合、自己負担は約7,000円で済みます。全額自己負担だと2万円ほどになる内容が7,000円ですから、悪い話ではありませんね。

病院代で何が高いかといったら、それは検査費。薬代(モノによるが)とか診察費はさほどではないとしても、何か検査すると急に費用が膨らむのが病院代の特徴です。

健康診断や人間ドックも検査ですから、普通に受けると費用は高くなります。

ごく簡単な健康診断でも1万円ほどかかりますし、ちょっと込み入った検査をすると3万円程度になります。人間ドックとなると、これはもうピンからキリまであります。ホテルのような場所で、ランチ付きなんてコースまであって、9万円コース。プレミアムドック(人間ドックにプレミアムなんてのも不思議な感じですが)とかフル検査までやると、20万円程度のコースまであります。詳しく知りたい方は、人間ドックで検索してみてください。

特定健康診査の無料受診券、成人歯科検診を無料で受けられるチケット、肝炎検査の無料検査券など、公的な機関が本来ならば数千円、場合によっては1万円を超えるサービスを提供してくれています。にもかかわらず、そういうチケットを利用しない方もいます。お札が落ちているようなものですが、それを拾わない人もいるんですね。

市町村の国民健康保険に加入している方向けに、人間ドックや脳ドックの費用を助成してくれる制度もあります。こちらも助成額が1万円を超えることもあり、自費で人間ドックを受けるよりも得です。

企業の健康保険組合には、インフルエンザ予防接種だけでなく、独自の補助がさらにあります。脳ドック、人間ドック、協会けんぽと同様の生活習慣病予防健康診断など、さらにがん検診や歯科検診まで補助されるところがあります。

市町村、協会けんぽ、会社ごとの健康保険組合を調べて、使いたいメニューがあったら助成を利用できないか探してみるのもいいですね。

 

 

 

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山口正博 社会保険労務士事務所
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