2010/8/19【休憩のような小休止に仕事をする】




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■休憩のような小休止に仕事をする◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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小休止は休憩時間なのか仕事時間なのか
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■賄いを食べている途中に仕事をする。



飲食店で働いていると、賄いが付いていることがありますよね。


私も飲食店でいくつか経験がありますが、レストランで働いていたときは焼き魚、カレー、鰻巻、寿司とメニューが多かったです。居酒屋のときは、ご飯にみそ汁が基本で、竹輪の磯揚げ、鰹のたたき、揚げ餃子、揚げソーセージ、厚揚げ焼と雑多な賄いだった。居酒屋はメニューが雑多なので、賄いも何でもアリなんですね。

あとは、日本料理と天ぷらの店で、ここも結構色々な賄いがありました。天ぷらはもちろん、焼き魚、カツ丼、茶そば、カレー(これはレトルトだった)、おでん(これは真空パック)等だったと記憶しています。他には、パスタの店でも働いていたので、イタリアンな賄いもありました。

寿司屋で働いていたときもあって、意外と寿司屋では寿司は食べれないという事実を知りました。店によっても違うのでしょうが、寿司屋は賄いで寿司を出さないことが多いのかもしれない。


食べ物の話をするのが目的ではないので、これぐらいでやめておきます。

賄いを頂くときは休憩時間が設定されているのが通常なのでしょうが、会社によっては休憩時間を設けずに賄いを頂くところもありました。

慌ただしい店では、賄いを頂きながらお客さんが来たら、食事を中断して作業に参加するところもありました。人員が少ない店でしたので、食事しながら仕事をしているような環境でした。4人ぐらいで一斉に食事をしていたので、1人か2人ずつ食事をするようにすれば、食事を中断して作業に参加することもなかったはずですが、そうはなっていなかったようです。


ここで疑問になるのは、賄いを頂いている時間は休憩時間なのか、それとも小休止のようなものなのかという点です。

食べている間は仕事をしていませんが、上記のようにお客さんが来たら対応するような環境だとすると、はたして食事の時間は休憩なのか小休止なのかがハッキリしませんからね。







■食事時間は休憩なのか小休止なのか



一般に、休憩中の手待ち時間は勤務時間として扱うという点は理解されていることです。

典型的なのは、休憩中に電話番をさせる場面ですね(知っている方も多いはず)。休憩なのに電話がかかってきたら対応しないといけないので、「これじゃあ休憩じゃないよ」という状況です。

このような典型的な場面ならば判断も難しくないのですが、今回のように賄いを頂きながら作業に参加するとなると、勤務時間であることは分かるものの、休憩の要素も含まれているので、ちょっと判断が微妙です。

お客さんが来れば作業に参加する可能性があるので、休憩時間ではないことは確かです。

ただ、食事をしているまさにその時間は休憩ですので、あえて言えば休憩時間と勤務時間が混ざりあっている状況と言うべきでしょうか。

もしかしたら、会社の側は、食事のための休憩時間を設けないで全て勤務時間にする意図があるのあかもしれませんね。つまり、「休憩なのに実際には仕事をさせている」のではなく、「食事時間も勤務時間として扱う」という状況です。そのため、休憩時間を控除することは無く、全ての時間は勤務時間として処理されるという流れです。

「休憩を与えるのではなく、単に休憩を与えずに食事をするのだ。だから、食事中であっても中断して作業に参加するべきだ」と考えるのでしょうね。

確かに、私の経験でも、賄いを頂く時間を休憩時間として控除する会社と控除しない会社がありました。控除する会社は、賄い時間と休憩時間をセットにしていましたし、控除しない会社は休憩時間というものは無いと考え、勤務時間の一部として賄い時間を組み込んでいました。つまり、賄いの時間も仕事時間という意味。

小規模な飲食店では後者のパターンが多く、チェーン化している飲食店のような大規模なところだと前者のパターンが多かったですね。


「休憩なのに、手待ち時間になっている」よりも、「休憩時間自体が無く、手待ち時間になっている」方が社員さんにとっては好都合ではあります。ただ、用意するべき休憩を用意していないという可能性もありますよね。

私が働いていた飲食店でも、小規模なお店では賄い時間があっても休憩時間として控除されていませんでした(小規模な飲食店では普通のことなのでしょうか)。一方、チェーンの飲食店だとキッチリとしていて、休憩時間に食事ができるようにしていました。







■休憩なら休憩。小休止なら小休止。



休憩なのに実質的には仕事の時間にしているよりも、休憩にしても良さそうな時間を仕事時間として扱ってしまう方がマシとは思えなくはないです。

ただ、仕事の時間なのか、休憩時間なのか、それとも小休止なのかを曖昧にしていると、社員さんから思わぬ質問を受けることもあるでしょう。

「食事をしている時間は休憩ですか、それとも仕事の時間なのですか?」と聞かれると、キチンと答えにくいですよね。

食事をするだけなのですから、たかだか15分程度であり、休憩だろうと仕事だろうと、どっちでもいいようなことですが、中途半端に休憩させながら仕事をさせるのはヤメておくことをおススメします。

休憩なら休憩時間として分けるべきですし、仕事なら仕事時間として扱うべきです。

休憩時間中も仕事をしないと都合が悪いならば、休憩に入る人数をコントロールするといいでしょう。例えば、10人を一斉に休憩状態にするのではなく、5人ずつにするとか、3人ずつにして、キチンと休憩できるようにしましょう。確実に休憩できるロットに小分けするんですね。










┏━━━━━━☆★ 後記 ヾ(´○` ) ★☆━━━━━┓


私の出身大学である明治大学への志願者が日本一になったようで、喜んでいいのかどうか、複雑な気持ちだ。

確か、去年も志願者日本一になっていたと記憶しているが、そんなに人気なんだろうか。

明治に入りたいから志願しているのか、それとも滑り止めで志願しているのか。おそらくこのどちらかだと思うが、後者の方が多いのではないだろうか。

意外なことに、知名度の割には明治の入試問題はやさしい。難関大学に含まれているようだが、入試の難易度は標準だと思う。


大学入試には色々な方式があって、最も知られている一般入試だけで入学者を決めるわけではない。

私立大学では、一般入試も1種類だけではなく複数の種類があるのがもはや常識。3教科タイプ、2教科タイプ、1教科タイプ、2教科+調査書タイプ、2教科+小論文タイプなどと方式が分かれている。

さらには、センター試験の成績だけで受験できるセンター方式入試もあって、こちらは国公立受験生に人気だ。書類の提出だけで合格できるのだから、これはとても便利で、滑り止めを確保するにはうってつけの手段。

他にも、AO入試などというものもあるし、推薦入試、指定校推薦と多種多様な入試がある。何も一般入試で入らなくても、より簡単な方式を選んで入学することもできる。

こうやって入試方式を増やせば、志願者を増加させることも不可能なことではない。一般入試だけでは集客に限界があっても、入試方式を複線化すれば、志願者の数は増える。そのため、志願者を増やしたければ、入試方式を増やせばいいわけだ。

マイナーな大学では、推薦入試や指定校推薦の枠を多く用意して、一般入試で集客できない部分を補っている。一般入試の志願倍率が1.2倍とか1.3倍の大学もあったりして、こうなるともはや入試というよりも確認テストになっている。


志願者日本一ということは、日本一集客に力を入れたということと同じだと私は思う。

ボーッとしていてもお客さんは来ないので、こういう努力はとてもいいことだ。



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