あやめ社労士事務所 - 労務管理のツボをギュッと押す方法を考えます

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携帯電話は仕事道具なのか遊び道具か

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ケータイは仕事道具か遊び道具か 「ケータイを使う=遊び」という先入観。
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ケータイも仕事道具として使える

カメラ、動画、ワンセグ、おサイフケータイ、、、とケータイの進化の速度は速いですね。

今は、いわゆる「スマートフォン」が売れ筋で、コンパクトなパソコンのように使うこともできます。

私も、iPhoneやHT-03Aには関心を示しながらも使うには至っていないという優柔不断さなのですが、使えば便利だろうということは推測できます。

ちなみに、先日話した、ケータイデータ(写真やアドレスなど)の同期保存ですが、もうすでにサービスがあるようですね。私があまり知らなかっただけで、実際には既に使われているサービスのようです。

こうなると、身の回りの情報管理は全てケータイでやろうと思う人も出てきます。さらには、私生活だけでなく、仕事でもドンドン活用しようと積極的に考える人もいるでしょうね。

特に、「検索、共有、同期」という3つのポイントに焦点を当てると、アナログで管理するよりもデジタルで管理する方が利がありますよね。もし、アナログでこの3つを実現しようと思うと、考えるだけで難がありそうと思えるはずです。

ところが、ケータイを仕事で活用するとなると、必ずしもスムーズに使えるとは限りません。

メモを取ったり、スケジュールを管理して共有したり、腕時計代わりに時間を確認したりと仕事でも有益な点が満載なのですが、仕事でケータイを使っていると非難されたりすることもあります。

「ケータイをいじる=遊んでいる」という印象

考えるべきは、仕事中にケータイを操作している人を見て、その周りの人がどう感じるかという点です。

「あっ!仕事中に遊んでいる」、「あっ!仕事中にメールしている」、「あっ!仕事中に釣りゲーをやっている(笑)」などなど、要するに「ケータイを使う=仕事」という判断をする人は少ないのではないでしょうか。ただ、電話をしているときには、「仕事の電話かな?」と思ったりするかもしれませんが、通話以外の操作をしていると、遊んでいると思う人はいるでしょうね。

会社によっては、仕事中はケータイの所持を禁止したりするところもあります。特に、飲食店では禁止しているところが多いのではないでしょうか。

ただ、所持禁止をしているところだと、ケータイをいじる暇がないほど忙しいお店だったりします。常に何らかの作業をしているので、それ以外の行動をする時間が無く、ケータイを持っていても仕方が無いのかもしれません。

どうしても、ケータイを使っていると、仕事で使っているのか、遊びで使っているのか分からないのが悩みのタネですね。

ケータイを使う場面を考えると、個人的なメールとか、ケータイサイトのゲームとか、ブログを一般的にイメージされてしまうのではないでしょうか。「仕事で使う機能は通話だけ」と思われている節もあります。

また、パソコンと違ってディスプレイが小さいので、操作している本人しか内容を見れません。そのため、その人がどんな情報を受け取っているかを他の人が判別できないのですね。

年齢の高い人から判断すると、「ケータイをいじっている=遊んでいる」と考える人は未だにいますから、どうしても仕事道具として認められにくいのではないかと思います。

ただ、実際にケータイをいじっている人は、メールしたり、サイトを閲覧したり、モバゲーやってたり、、、と仕事以外にも多種多様な使い方をしますので、「ケータイ=遊び」というイメージを定着させてしまっているのでしょうね。他には、仕事中に株売買をする人もいるとかいないとかも聞きます。トイレの個室に入って、コッソリと売買注文したりするのでしょうか。

上記のように考えると、「ケータイを使っている=遊んでいる」と判断されるのも今は無理からぬ状況です。

時間が経ってケータイも仕事道具として公認された

私の記憶が確かだとすれば、iPhoneを社員に配布するという会社もあったような気がします。ちなみに、ソフトバンクは社員にiPhoneを配布しているのでしょうか(実際に配布しているかどうかは分かりませんが)。

配布する理由は、iPhoneを使って仕事を楽にするためのようです。

会議中にケータイをカチカチと操作してメモを取る人が出てきたり、名刺データのQRコードを自分のケータイ画面に表示して、それを相手のケータイがが読み取ったり。

他にも、手帳代わりにケータイを使ったりする人もすでにいますよね。腕時計代わりにケータイ、デジカメ代わりにケータイはもう当たり前になっているのかもしれません。私より年上の人がケータイで時刻確認しているのを見ると、「あぁ、変わったなぁ、、」と感じます。ちなみに、私は腕時計を使うタイプです。人と話しているときにケータイを見るのは難しいですからね(腕時計ならチラ見ができる)。

人は、時間の経過により慣れてきたことを変えるのはどうしても億劫に感じます。

QWERTYキーボードも未だに使われていますし、レジではなく計算尺を使っている人もいるかもしれませんよね。

このような経路依存性が解消されるには、どうしても時間が必要なのかもしれませんね。

なるべく早く「ケータイを使う=遊びand仕事」と看做されるようになって欲しいです。

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労務管理の問題を解決するコラム

【仕事のQ and A】

決まったことを決まった手順で処理するのは難しいものではありません。例えば、給与計算。毎月1回は給与が支給されるので、その計算作業も毎月ありますけれども、頭を悩ませるほどのものではありません。

他には、雇用保険や社会保険への加入手続きもちょくちょくと発生しますけれども、これも必要な書類を揃えて出すだけですから難しくない。

労務管理ではルーティンな業務があり、それらを処理するには特別な能力や知識は必要ありません。

しかし、時として、普段は遭遇しないような問題が起こります。例えば、休憩時間を1回ではなく何回かに分けて取るのはいいのかどうか。有給休暇を半日や時間単位で細かく分けて取ると便利なのかどうか。仕事着に着替える時間には給与は支払われるのかどうかなど。答えが1つに定まりにくい問題が労務管理では起こります。

  • Q:会社を休んだら、社会保険料は安くなる?
  • Q:伊達マスクを付けて仕事をするの?
  • Q:休む人が多くて勤務シフトに穴が開く。対処策は?
  • Q:休憩時間を分けて取ってもいいの?
  • Q:残業を許可制にすれば残業は減る?
  • Q:残業しないほど、残業代が増える?
  • Q:喫煙時間は休憩なの?
  • Q:代休や振替休日はいつまでに取ればいいの?

このような問題に対して、どのように対処するか。それについて書いたのが『仕事のハテナ 17のギモン』です。

 

仕事のハテナ 17のギモン

【1日8時間を超えて仕事をしたいならば】

毎日8時間の時間制限だと柔軟に勤務時間を配分できないので、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。

しかし、仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。それを実現するにはどうしたらいいかについて書いています。

残業管理のアメと罠

 

残業管理のアメと罠

【合格率0.07%を通り抜けた大学生。】

私が社労士試験に合格したのは大学4年のときで、いわゆる「現役合格」です。けれども、3年の時に一度不合格になって、ヘコんだんです。「たかが社労士試験ごときにオチたのか」って。

どうすると不合格になるか。どんなテキストや問題集を使えばいいか。問題集の使い方。スマホをどうやって社労士試験対策に活用するか、などなど。学生の頃の視点で書いています。

社労士試験というと、社会人の受験者が多いですから、学生の人の経験談が少ないんですよね。だから、私の経験が学生の人に役立つんじゃないかと思います。

大学生が独学で社労士試験に合格する方法: 合格率0.07%の軌跡 Kindle版

 

合格率0.07%を通り抜けた大学生。

【学生から好かれる職場と学生から嫌われる職場】


高校生になれば、アルバイトをする機会があり、
過去、実際に経験した方、
もしくは、今まさに働いている学生の方もいるのでは。

中には、
「学生時代はアルバイトなんてしたことないよ」
という方もいらっしゃるかもしれません。

そういう稀な方は経験が無いでしょうけれども、
学生のアルバイトというのは、
何故か、不思議と、どういう理屈なのか分かりませんが、
雑というか、荒っぽいというか、
そういう手荒い扱いを受けるんです。

若いし、体力もあるし、
少々、手荒に扱っても大丈夫だろうという感覚なのでしょうか。

それ、気持ちとしては分かりますけれども、
法令上は、学生も他の従業員と(ほぼ)同じであって、
一定のルールの下で労務管理しないといけないのです。

もちろん、
18歳未満は夜22時以降は働けないとか、
8時間を超えて働けないとか、
そういう学生ならではの制約は一部ありますけれども、
それ以外のところは他の従業員と同じ。

週3日出勤で契約したはずなのに、
実際は週5日出勤になっている。

休憩時間無しで働いている。

採用時に、1日5時間働くと決めたのに、
実際は1日3時間程度しか勤務させてもらえない。

「学生には有給休暇が無い」と言われた。

テスト休みを取って時給を減らされた。

など、
やってはいけない労務管理がなされてしまっている
という実情もあるようです。

何をやってはいけないかを知らないまま、
間違った対応をしてしまうこともあるでしょう。

(知らないからといって許されるものではありませんけれども)

このような労務管理をすると、学生から好感を持たれ、
辞めていく人が減るのではないか。

一方で、
「これをやってしまってはオシマイよ」
な感じの労務管理だと、
ザルで水をすくうように人が辞めていく。

学生から好まれる職場と嫌われる職場。

その境目はどこにあるのかについて書いたのが
『学校では教えてもらえない学生の働き方と雇い方 - 35の仕事のルール』
です。

 

「学生が好む職場」と「学生が嫌う職場」 その違いは何なのか。

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