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人脈は実力のうち。コネ無しで就活すると負ける。

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コネで就職すると、「不公平だ」とか、「ズルい」とか、「実力が無いヤツがコネを使うんだ」と、あまり周りからの評判がよろしくない。

 

私も学生の頃は、コネに対しては良い印象は持っていなかった。実力で選ばれるべきとか、能力で、と世間知らずでしたね。

 

もちろん、実力や能力が必要ないのではなく、それと同じぐらい「人とのつながり」が重要だと今なら分かります。

 

もう書いてしまいましたが、コネというのは言い換えると「人とのつながり」です。言い換えると、急に何だかイイものに思えてくるから不思議。

 

コネと表現すると汚いイメージだが、人とのつながりと表現すると、随分とクリーンなイメージを伝えられる。

 


人とのつながりだったら、程度の差はあれ、誰でも持っているはず。親戚、家族、友人、知人。大学生だったら、ゼミの先輩後輩、サークルの先輩後輩、リクルーター、ゼミの担当教員なんかもコネに含まれますよね。

 

リクルーターは自分の出身大学の人たちに接触してくるので、その大学に在籍する人にとっては有力なコネクションでしょう。場合によっては、リクルーターが人材を先行する権限を持っていて、例えば、そのまま一気に2次面接までワープするなんてこともできるんじゃないか。

 

選ぶ側の気持ちとしても、全くの他人から選ぶよりも、何度か会ったことがある人の方が親近感を持つ。リクルーターのように、出身大学が共通しているという点も親近感を持つきっかけになる。

 


ヒトとの繋がりを利用するのは、例えると上りのエスカレーターに乗るようなもの。逆に、コネを否定して、実力だけで就活すると、それは下りのエスカレーターを駆け上がるようなもの。

 

コネも実力のうちと言うけれども、人とのつながりは実力そのもの。TOEICとか宅建とかファイナンシャルプランナーとか、そういったものも否定はしませんけれども、細々とした資格よりも、人とのつながりを作っていった方が、豊かに、ラクに人生を生きられるでしょう。これを学生の時に理解している人が少ないので残念。

 

新卒で実力や能力といっても、主なアピールポイントは学歴しかない。サークルの副部長などと経歴を詐称する人もいるが、新卒を評価する主なポイントは学歴にならざるを得ない。

 

となると、他に何が決め手になるのかというと、人とのつながりでしょう。

 

コネは「人とのつながり」ですから、それを忌み嫌うのではなく、上手く利用して世渡りするのが学生にとって賢い生き方です。

 

 

コネを使うのは卑怯な手段なの?

親のコネで会社に入ると何か問題があるのかどうか。この話題は昔からずーっとありますね。

人気企業に親の七光りで「コネ入社」 法的に問題はないのか?

コネというと、「ズルい」というイメージがある。

実力で評価されて、採用されるべきだ。そう考える人も少なくないでしょうね。

私も学生の頃は、人を評価する基準は実力であるべきと考えていたタチです。世間知らずでしたね。


学生までは、「コネなんて卑怯だ」と思っていても、社会人になると、「コネも実力のうち」という言葉の意味がわかります。

べつに社会人になって価値観が曲がったとか汚れたとか、そんなんじゃないんです。

コネというのは、学歴や資格のように、人としての能力の1つなんですね。これを理解するにはちょっと時間がかかります。


学生の頃は、教員免許の資格を取ったり、公務員試験を受けたり、行政書士の資格とか宅建とか、TOEICのスコアアップとか、そういうものが価値があると思うものです。

確かに、上記のような資格等を取得するのは悪いことじゃないのですけれども、「人的コネクションの価値」を理解していないと、せっかく身につけた能力が活かされない。

人的コネクションの価値を理解すると、コネも学歴や資格と同じようなものだと分かります。学生だとここまで達するのは難しいでしょうね。私も大学生の頃は理解していませんでしたからね。





誰にでもコネクションはある。

仕事をする際には、必ず人と接触します。お金を持っているのは人間ですから、仕事相手も必ず人間になります。だから、人との関係を抜きにして仕事はできません。


思い浮かべてください。あなたの周りにいるコネの多い人を。

その人はコミュニケーション能力が高いでしょう? 人見知りをあまりしないでしょう? 誰にでも気軽に話しかけるでしょう?

そういう人はコネの構築も上手なんです。


人間である限り、誰しもコネを持っています。他人との関係だけじゃなく、友人や知り合い、親子や兄弟の関係も人的コネクションです。

人間であるかぎり、何らかのコネを使って生きているはずで、実力だけで生きている人はいないと思います。


親同士が知り合いで、自分の子供が相手の親が経営する会社に入る。
友人のツテで、友人が勤務する会社に入る。
教授の推薦で大学教員になる。

これらは縁故採用の一例ですよね。


親同士が知り合いだと、その子供も仲良くなりやすい。これはよくある場面ですが、これもコネなんですね。このつながりを使って、相手の親が経営している会社や務めている会社に入っていく。

新卒の学生だと、リクルーターが学生に接触してコネクションが出来上がるし、サークルのOB、OG、ゼミのOB、OGを経由したつながりで就職を有利にすることもできる。

調べれば、自分の周りにもアチラコチラにコネクションがあるはずです。


コネは卑怯、ズルい。そう考えている人は、人とのつながりが人間の生活にどう影響しているかを考えてみるといいかもしれませんね。


 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
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