2009/1/7【役職と収入のリンクを切る】


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こんにちは。山口社会保険労務士事務所の山口正博です。



このレポートは、定期的に、コラム形式で、
労務管理に役立つ内容を配信するレポートです。

興味本位で読むのもよし。
就業規則を作る前に読むのもよし。
つまみ食い感覚(?)で読むのもよし、です。

どうぞ、ご自由にご活用下さい。


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今日のTOPIC
1: 役職と収入のリンクを切る
>>>連動は必須条件ではないはず、、、

2: 編集後記

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■■  役職と収入のリンクを切る
■■  連動は必須条件ではないはず、、、
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■部長は課長よりも給与が高くなければいけない?


一般に、「役職」と「給与の水準」について判断する時には、
「役職=給与」という理解が、ある種の「常識」となっている
のではないでしょうか。


つまり、肩書きが上の人ほど、給与額も高くなっていく
という仕組みですよね。



また、給与テーブルを見ても、役職と給与幅というのは密接に
リンクしている場合がほとんどだと思います。


例えば、

課長:370万~620万
部長:620万~1080万
本部長:1080万~1330万


ある程度、想像で書きましたが、こんな感じでしょうか。


最近だと、「マネージャー」、「アカウント・マネージャー」
とか「ディレクター」とか、「シニア・ディレクター」とかの
役職名の方がメジャーかもしれませんね(カッコイイですね)。



役職名は会社によって違いはありますが、役職と給与の
レンジが連動しているというのは多くの会社で共通している
ことでしょう。


しかし、役職の評価と給与の評価を分離したい時には、
困るんですね。


「給与は増額するけど、管理職には向いていないよなぁ」
という社員さんもいるはずですよね。


こんな時に、役職と給与がリンクしていると、使いにくいと
感じるかもしれません。






■分離しても良い。


ご存知の方も多いかと思いますが、JAL(日本航空)の社長
(西松 遙)さんは、年収970万円とのことです。


私達には、「社長は会社で最も給与額が多い」という
世間一般の(ある程度の)思い込みがありますから、意外感が
あります。


もちろん、経営再建中という事情もあるのでしょうが、
一般社員よりも少ない年収ですから驚きです。



ここで言えることは、「役職と給与は必ずしも連動する
わけではない」ということです。

ましてや、「連動させなければいけない」ということでも
ありませんよね。



そこで、「役職評価テーブル」と「給与評価テーブル」を
分離するというのも一つの方法ではないでしょうか。

2つを別々に評価するということです。


ただ、評価テーブルが増えると、事務的な作業が増えて
しまうのが難点ですが、より可塑性の高い評価体系にする
という目的には合っているのではないかと考えます。






■役職テーブルと給与テーブルの分離評価。


成果はさほどではないが、指導力があるとか、
成績は平均的だが、リーダーシップがあるとか、

このような人の場合、役職だけ上にしたいという場面も
あるでしょう。


また、その社員さんの権限を拡げてあげたいという時も
あるでしょう。



一方で、給与は役職よりも成果を評価して決めるのが通常です。

特に営業などでは、役職と給与の乖離は顕著なはず。


もちろん、経験がある人の方が結果が伴うことが「結果として
多い」(勤続年数と成果が正比例するような状況)ことは
ありますが、必ずそうなるとは言えませんよね。



評価の仕組みについては、

評価の方法として、「ポイント制の給与テーブル」を使って
いる会社もありますから、役職の評価も「ポイント制の役職
テーブル」を作ると運用しやすいのではないでしょうか。


複数の評価基準を混在させる時には、ポイント制が使い
やすいようです。



もちろん、ポイント制でなくとも、会社ごとに独自の仕組み
(勤続年数を基準にするなど)を作っても良いでしょう。




「課長は部長よりも給与が多い」

思い込みをせずに考えると、そんな状況も、決して
奇妙ではありませんよね。






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>>編集後記




先日、日経新聞の「私の履歴書(1月はハワード・ベーカー
さん)」を読んでいて気づいたことです。


読んでいると、

「ジョイと喫煙を楽しむメアリーを見とがめた私は、妹を
きつくしかりつけた」

という表記がありました。



この表記では、2人とも喫煙していたのか、メアリーだけが
喫煙していたのかわかりませんよね。

「ジョイと、」と読点を挿入すれば、ジョイは喫煙していない
と読めますが、読点が無いために2通りの読み方ができて
しまいます。


他愛の無いポイントですが、発見してしまいました(笑)。

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