2008/07/05【規則だけど、納得できない】


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今日のTOPIC
1:規則と社員の思い
規則だけど、納得できない

2:編集後記

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1:
■  規則と社員の思い
■■ 規則だけど、納得できない
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猫の手も借りたいほど
いわゆる盆暮れ時などがそんな時期なのかもしれません。



そんな時に、有給休暇を取らせてください、と言われたら、、、。


「ちょっと時期をずらしてよ」

「いや、でも、どうしても休みたいんです」


なんて、ひと悶着あることも。


じゃあ、就業規則で有給休暇の取得を制限したらどうか。


「12月中は当社繁忙期のため、有給休暇を取得することはできないものとする」
このような規定を就業規則に書き込んだらどうかという案がある。


また、11月末で退社して、30日間の有給休暇を残している場合、12月に消化したいという希望が社員よりあったらどうなるのか。


「退職しているケース」と「在職しているケース」で考えてみましょう。



<退職しているケース>
■ある社員が11月30日付けで退社することになった。さらに、その社員は有給休暇を30日残している。

社員の希望では、退職後に有給休暇の30日を消化したいとしている。しかし、会社の就業規則では、「12月中は当社繁忙期のため、有給休暇を取得することはできないものとする」とされており、社員の希望と衝突することになりますね。

さて、どうするか。

もちろん、辞めるんだから、「自由に取得すればよいのでは?」と思えますが、それだと就業規則と異なった対応をしないといけなくなります。作ったルールを反故にするわけにもいきませんし、一部を破ると残りも破ってしまうでしょうからなおさらです。

この場合、辞めた後に有給休暇を取得する人のために、
「なお、有給休暇の退職後消化を行なう際には、12月でも可能とする」

と書き足しておけば、対応できますね。

「12月中は当社繁忙期のため、有給休暇を取得することはできないものとする。なお、有給休暇の退職後消化を行なう際には、12月でも可能とする」


ここまで想定して就業規則を作っている会社は極めて少ないですね。


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<在職しているケース>
■例えば、12月のクリスマス前後に、10日間の海外旅行に行きたいという希望が社員よりあったとすれば、どうなるのか。


原則として、就業規則の内容に関わらず、社員は理由を問われること無く、自由に有給休暇を利用できるはずです。

しかし、会社の都合で、どうしても有給休暇を取得されて困る時期の場合、条件はあるものの、有給休暇の時期変更権を行使することができる。


■今回のように、「事前に」就業規則規則上で有給休暇の取得を制限すると、社員の思いと会社の思いは衝突してしまいますね。

会社(例えとして、年越しそばを作る食品会社としてみましょうか)としては、年末が忙しく、人員もカツカツで営業しているので、個人の都合で有給休暇を取得されるとどうしても困ってしまう。

この点を勘案すれば、会社の言い分も納得できます。


■しかし、社員にとっては、有給休暇の取得を制限されていることに納得できないでしょうね。

12月中という1ヶ月間も制約するのは行き過ぎではないかとの異論も出てきそうです。

旅行だから休むのはダメなどと言われるのも、不満ですね。有給休暇を取る際に、理由を聞く会社がありますが、これはダメです。有給休暇の取得妨害になる場合もありますので。

極端な場合では、「寝ていたいから有給休暇を取ります」といってもOKです。



■どちらとも理由のある主張であり、どちらが勝ってもおかしくない。


私の意見では、例えば、12月20日~31日などのように、11日間だけ制限するとか、若しくは、特定の14日間(2週間)の制限とかのように、制限期間を短縮すべきではないかと思います。
1ヶ月の制限期間は少し長いのかなぁと思っています。


有給休暇なのだから、就業規則で制約はできないという一点張りでも良さそうですが、それではバランスを欠く結論になりますね。実際は、会社の都合も斟酌しないといけません。

「我慢しろ!」と言って押さえつけることもできますが、社員のモチベーションの低下は尾を引きますので、お勧めできません。


些細なことほど気をつけるべきなのが労務管理です。




■今回の場合は、
在職中、12月に有給休暇を取得する人のために、
「12月20日~12月31日の間は、有給休暇を取得することができないものとする。ただし、緊急やむを得ない場合を除く」

期間を短縮したり、例外規定(慶弔時のため)を作っておくことで、対応の選択肢を残しておくことができますね。

旅行は控えてもらうことになるでしょうが。






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>>編集後記


なぜ詰襟なのか。

私は、中学、高校時代には詰襟の学生服を着ていたのですが、どうも嫌でした。
襟のところのカラーが気持ち悪くて、ブレザーを着用している学生を見ると羨ましかったですね。


学生服というのは、毎日着るのに、洗濯は半年に1回とかの頻度(私だけでしょうか?)なんですよね。ところが、以外と匂いは発生しないもので、よくできているなぁと感心もしました(笑)。


「服装は清潔に保つこと」と校則にあるにもかかわらず、不衛生な詰襟学生服を着用させているのが、どうも納得できませんでした。矛盾しているのでは?と思えたのは私だけではないはず。

妙なルールがあるのが世の中ですね。
校則に限らずですが。



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