仕事が終わって、次の仕事までの時間を空けて助成金を受給。

 

 

 

 

「勤務間インターバル」
という言葉、

聞いたり見たりした方は
どれぐらいいらっしゃるでしょうか。


勤務間インターバルというと、

難しい印象を抱くでしょうが、

中身は単純です。


仕事が終わって、次の日の仕事を始めるまで、
この両者の間にどれぐらいの時間的間隔を空けるか。

これがその中身です。

 

 


寝る時間を作るための仕組み。


夜遅くまで仕事をして、
翌日は朝早くから仕事が始まるような場面を想定してみましょう。

夜の22時まで仕事をして、
翌日は朝6時から仕事を始めるとしたら。

22時から翌日の6時まで、
この時間は8時間です。

 

8時間で、

家に帰り、
ご飯を食べて、
お風呂に入り、
歯を磨いて、
寝る。

朝起きたら、
身支度をして、

朝の6時までに職場に行く。


これを全部8時間以内で済ませるのですから、
無理がありますよね。

 

寝るだけでも8時間ぐらいは必要ですから、
それ以外のことに時間を使えば、
寝る時間は4時間なり5時間ぐらいしかありません。


こういう状況は体に良くないですから、
仕事が終わって、次の仕事まで、
一定の時間的間隔を空ける。

それが「勤務間インターバル」なのです。

 

 

 

助成金を利用して、勤務間インターバルを導入できる。


勤務間インターバルを導入すると、
受給できる助成金があります。


時間外労働等改善助成金(勤務間インターバル導入コース) - 厚生労働省

 

中小企業が対象で、

9時間以上11時間未満
もしくは、
11時間以上

の休息時間(仕事が終わって、次の日の仕事が始まるまでの時間のこと)を設けて、
勤務間インターバルを導入すると、

最大で50万円の助成金を受給できます。


1 労務管理担当者に対する研修
2 労働者に対する研修、周知・啓発
3 外部専門家(社会保険労務士、中小企業診断士など)によるコンサルティング
4 就業規則・労使協定等の作成・変更
5 人材確保に向けた取組
6 労務管理用ソフトウェアの導入・更新
7 労務管理用機器の導入・更新
8 デジタル式運行記録計(デジタコ)の導入・更新
9 テレワーク用通信機器の導入・更新 
10 労働能率の増進に資する設備・機器等の導入・更新


この中から1つ以上の項目に取り組んで、
要した費用の一部が助成金として支給されます。


ポンとお金が支給されるわけではなく、
何らかの費用を支出して、
その費用の一部を助成するのが助成金です。

 

 


勤務間インターバルは難しくない。


仕事が終わってから、次の仕事まで、決まった時間を空ける。

やることはこれだけです。


休息時間には、

9時間以上11時間未満
もしくは、
11時間以上

の2つがありますが、

11時間以上に設定しておくことをオススメします。


現状では9時間以上でもOKとなっていますが、
いずれは11時間以上で統一されるでしょうから、
最初から11時間に設定しておくと良いでしょう。


勤務時間に関する部分ですから、

1.就業規則を作成するなり変更する。
2.変更した内容を従業員に説明する。
3.労働時間を記録する装置(タイムカードなど)を導入する。

 

これらの取り組みをして、
助成金を利用し、
勤務間インターバルを導入するといいですね。

 

 

 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
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