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日・中社会保障協定、署名。日本と中国をまたがって働く人に朗報。

 

 

 

日本と中国の間で、

2018年5月9日、

社会保障協定に署名が行われました。

 


日・中社会保障協定の署名が行われました

 

 

二重加入、二重支払い。


日本から中国に派遣されて働いていると、

日本と中国、両方で社会保険に入らないといけません


日本で社会保険料を払い、
中国でも社会保険料を払うため、

いわば「二重加入」になるのですね。


しかし、

体は1つですから、

中国と日本で同時に社会保険を使う機会は無いわけです。


日本で怪我をすれば、
日本の社会保険を使い、

中国で怪我をすれば、
中国の社会保険を使う。


それゆえ、社会保険に二重に加入する利点は
あまり無いんです。

 

 

 

社会保険料を二重に支払わない仕組み。


そこで、国家間で、

『社会保障協定』

を締結し、

二重に社会保険に入らなくてもいいように
環境を整備しているのです。

 

 

  1. 保険料を二重に負担しない。
  2. 年金の加入期間を通算。

社会保障協定には、この2つの効果があります。

 


1.ドイツ
2.イギリス
3.韓国
4.アメリカ
5.ベルギー
6.フランス
7.カナダ
8.オーストラリア
9.オランダ
10. チェコ
11. スペイン
12. アイルランド
13. ブラジル
14. スイス
15. ハンガリー
16. インド
17. ルクセンブルク


この17の国とは、社会保障協定が発効済み


1.イタリア
2.フィリピン
3.スロバキア


この3カ国は、すでに社会保障協定に署名していますが、
まだ未発効です。

 

 

 


日本から中国に行っている人に利点。


中国経済から最も利益を受けているのが
日本と言ってもいいぐらい

日本と中国は経済的につながりが強いです。

 

かつては、

アメリカがくしゃみをすれば、
日本が風邪をひく。

と言われましたが、


今や、

中国がくしゃみをすれば、
日本が風邪をひく。

 

と言っても過言ではないぐらい。

 


となると、

日本から中国に派遣される人

逆に、

中国から日本に派遣される人、


こういう方々もたくさんいらっしゃるはず。


中国との社会保障協定なんて、
もっと早い段階で署名してそうな気がしますが、

まだ署名していなかったんですね。


最も早く署名したのが中国だったとしても
不思議ではありませんが、

2018年の5月になるまで、
日中間では社会保険に二重加入しないと
いけなかったんですね。


今回の社会保障協定で
利益を受ける方は多くいらっしゃるでしょうね。

 

 

正しく社会保険に加入するには?

 

 


いま君に伝えたいお金の話

 

山口正博 社会保険労務士事務所
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