労務管理のツボをギュッと押す方法を考えます

会社で起こる労務管理に関する悩みやトラブルを解決する方法を考えます。

雇用保険の手続きでマイナンバー必須に。平成30年5月から。

個人番号

 

 

 
マイナンバーが発行されたのが、確か2015年の11月頃

今が2018年の4月ですから、もう2年半ほど経つんですね。

 


通知カードが届くと、
2015年の12月に、写真をスマホで撮影して、

その写真を使ってネット経由でマイナンバーカードを申請しました。

 


証明写真機で撮影してもいいんですが、

スマホで撮影した写真でもOKとのことでしたので、

「じゃあ、スマホで写真を撮って、それを使ってみるか」と。


背景は白いスクリーンにして、
照明も少し使い、

それなりの写真に仕上げましたね。


撮影後は、スマホの中に写真データがありますから、

マイナンバーカードを申請するウェブサイトにアクセスし、

必要事項を入力した後、その写真データを呼び出して添付する。

後は送信して終わり。

 

申請のための時間は3分ぐらいだったと記憶しています。


個人番号通知カードと一緒に送られてくる紙に
QRコードが印刷されていて、

それをスマホで読むと、

マイナンバーカードの申請サイトにアクセスでき、
さらに自分自身のデータもある程度入った状態になっているんです。

そのため、スマホだけでも申請を済ませられるというわけ。

 

申請は短時間で終わりますが、

マイナンバーカードを受け取るのは市町村の窓口です。

 

「あなたのマイナンバーカードが届いています」という連絡が郵便で届き、

窓口に行くと、

 

緑色の通知カードと交換で、マイナンバーカードが発行されます。ちなみに、即日で発行されます。


発行時に、暗証番号を3つほど設定しますから、少し時間がかかります。

 

私の時は、市町村の窓口に行って、カードを受け取るまでおおよそ30分ぐらいかかったと記憶しています。

 

 

 


雇用保険でもマイナンバー必須に。


すでに年金(国民年金、厚生年金、共済年金など)の申請書では
マイナンバーを記入する欄があり、

以前のように基礎年金番号だけでなく、個人番号も書くようになりました。


雇用保険も、平成30年5月からは、
申請書へのマイナンバー記入が必要になります。

 

  1. 雇用保険に加入する時に書く、雇用保険被保険者資格取得届。
  2. 雇用保険から脱退する時に書く、雇用保険被保険者資格喪失届。
  3. 高年齢雇用に関する給付を受ける時の申請書。
  4. 育児休業給付の申請書。
  5. 介護休業給付の申請書。

この5つでは申請書に個人番号を必ず記載する必要があります。

 

雇用保険の届出にマイナンバーの記載が必要です(厚生労働省 ハローワーク)

 


雇用保険被保険者資格取得届雇用保険被保険者資格喪失届は、
雇用保険では最もよく知られている申請書で、

会社でも頻繁に作成しているのではないかと思います。

 

これからは、マイナンバーが書かれていないと、
申請書が返却されてしまいますから、
従業員の方のマイナンバーをチャンと集めておいてください。

 

 


マイナンバーカードが無くても、通知カードでOK。


2015年の11月頃に届いたものは、
「個人番号を通知するカード(通知カード)」であって、

正式なマイナンバーカードではありません。


では、通知カードではダメなのかというと、
そうでもなく、

個人番号を扱うだけならば、通知カードだけでも足ります

 


緑色の通知カードのコピーを会社に渡した方も多いのではないでしょうか。

 

通知カードには個人番号が記載されていますから、
会社が申請書を作成するときは、

その番号を書くなり、電子申請ならば入力すれば、
それでいいのです。


マイナンバーを取得するときは、本人確認をしますが、

通知カードに名前が載っていますし、

社内の従業員データと照らし合わせれば、
誰の個人番号かは分かります。

運転免許証や保険証を提示して本人確認するよう
案内されていますけれども、

従業員の身元なり実在の確認はすでに済んでいるでしょうから、
会社では身分証まで出して確認する必要はありません。

本人と個人番号を正しく紐つけるのが目的ですから、
それができているならば、手順を簡略できます。

 

 

 

郵送で申請書を送るのは避けるように求められているが、、、。


個人番号が書かれていて、氏名や生年月日までセットになっていると、

特定の個人を識別できる個人情報になります。


ちなみに、マイナンバーだけが単独で他人に知られても、

誰の個人番号か分かりませんから、

それだけでは個人情報にはならないんですね。

 

とはいえ、
「個人情報に当てはまらないから漏洩してもいいだろう」
というものでもないですが。


個人情報単独ではなく、他の情報、氏名や生年月日と組み合わさると、

誰の個人番号か分かりますから、

この段階で「個人情報」となります。


そういう個人情報が記載された申請書を郵送で送ることもありますが、

郵送だと漏洩リスクがあるため、

電子申請で済ませるように推奨されています。

 


電子申請で雇用保険の手続きするためには、

ICカードリーダー
電子証明書
パソコンの環境設定

などが必要になり、少し手間がかかりますが、

簡易書留で申請書を送るよりもおカネはかかりません。

 

また、窓口が開いている時間でなくても申請できるため、
土日や祝日に申請書を送信するのもOKです。

 

 

 

 

マイナポータルで公的保険への加入状況を見れたらいい。


個人用に、マイナポータルというサイトがあり、

マイナンバーカードを使って、サイトにログインすると、

自分自身に関する情報を閲覧できます。


ICカードリーダーが必要ですし、
パソコンの設定も必要ですが、

マイナポータルに掲載されている情報はまだまだ少ない状況です。

 


雇用保険の加入状況、

例えば、

どこの会社で雇用保険に加入し
どれぐらいの期間、加入したか
いつ退職して、雇用保険から脱退したか。

こういう情報が見れれば、利用者は安心です。

「加入しているはずなのに、加入していなかった」
なんてこともなくなるでしょう。

 


健康保険や年金も、

加入状況、加入期間、

健康保険の被保険者資格を喪失した時期

任意継続で健康保険に入っていた期間

あとは、利用した医療機関や医療費。


年金ならば、

加入期間、年金の見積額、

年金を受け取るために、
加入しなければいけない10年間のうち、
現時点でどれだけ加入しているか。

 

まれに、「社会保険に加入しているはずが加入していない」

というケースもあるようですので、

従業員の方からマイナポータルで社会保険への加入状況を確認できると、

「よし、チャンと加入しているな」と分かります。

 

 

そういった情報をマイナポータルで一括して閲覧できれば、
これは便利だろうと思います。

 

ねんきんネット」というサービスがありますが、
これはマイナポータルに集約して、

制度ごとにバラバラに情報を閲覧するのではなく、
自分自身に関する情報は全てマイナポータルに
集めてくれれば、有り難いです。

 

生年月日や家族構成も情報として持っているならば、

子供が生まれる前や後に必要になる手続き、

雇用保険や健康保険に用意されている育児関連の公的制度、

乳幼児健診や予防接種の時期、


このような個人の生活状況に合わせた情報もマイナポータルで流せます。


マイナポータルには、活用する余地がたくさんあります。

 

 

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山口正博 社会保険労務士事務所
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