労務管理のツボをギュッと押す方法を考えます

会社で起こる労務管理に関する悩みやトラブルを解決する方法を考えます。

柏餅を1パック売ったら報酬100円。

 

 

 

 

今は4月、あと1ヶ月弱でゴールデンウィークですが、

ゴールデンウィークと言えば、、、

色々と思い浮かびます。

 


その中には、子供の日に販売される柏餅もあり、

1年で唯一、柏餅を食べる時期と言えば、5月。

そういう方もいらっしゃるのでは?

 

 


売れなかったら、買い取りを求められる職場。


クリスマスはケーキ。
年末はおせち。
2月には恵方巻き。

 

柏餅以外にも、
イベントに合わせた商品が他にもありますけれども、

そういう時期になると、
恒例行事のように、

 


「ケーキを買わされた」
「恵方巻きを5本も買わされた」

などと話す人が出てきます。

 

どこまでが本当の話しで、
どこからが冗談なのか。

 

そこら辺は不明ですが、

従業員に
「協力を求める」
職場もあるのでしょうね。

 

 


どれだけ売っても、給与は同じ。


例えば、

コンビニで柏餅を販売するとして、

お店で働いている人が柏餅をどれだけ売っても、

本人の給与は変わりません。


本来ならば、

5パック売った人よりも、
20パック売った人の方が給与は多くなるはずですが、

1時間あたりで給与が決まっていると、そうはならない。

 


時間と給与が結びついていると、

「もっと売ってみよう」
「もっと買ってもらえるにはどうしたらいいか」
「どうやって宣伝したら買いたくなるか」

と工夫する気にならないんです。

 


頑張ろうと、頑張るまいと、給与は同じ。

柏餅を5パック売っても、20パック売っても、
給与は同じ。


これで「ヤル気を出せ!」と言われても、
なかなかヤル気なんて出ないもの。

 

 

 

売った数に応じて、報酬が出る。


人はインセンティブに反応する生き物。

 


インセンティブというと難しい感じがしますけれども、


「本日、パンが2割引」
「5%割引クーポン」
「スーツ、2着目は半額」
「お子様ランチ、無料」
「スマホを新規契約していただくと、商品券20,000円プレゼント」
「お花見の幹事をやった人には、3,000円の手当が出る」

これらがインセンティブの具体例です。


人の気持ちを引き止めるようなものを用意して、
製品なり商品を売っていく。

そうやって商売は回っているんですね。


柏餅を売るときも、
何らかのインセンティブがあれば、
「もっと売ろう」という気持ちになるもの。

 


3個入りパック(販売価格450円)を売れば、100円貰える。
6個入りパック(販売価格900円)を売れば、300円貰える。

もし、6個入りパックを10パック売れば、
300円 × 10 = 3,000円。

これが販売した人に入ってくる。

 

学生のアルバイトに柏餅を買わせるのではなく、
報酬を出して売ってもらう。

 

本人が買っても、せいぜい1パックか2パック程度。

無理やり買わせると、後からモメます。


柏餅を販売する競争をして、
売れた個数でインセンティブが出る。

 

売れなければペナルティは無いものの、
売れたら自分の給与が増える。

売れなかったからといって、
給与を減らすのは、これまたトラブルになりますのでダメ。

 

そういうエンタメ要素があれば、
柏餅を売るのも楽しいもの。


できなかったことに対してを与えるのではなく、
できたことに対してご褒美を用意する。

仕事にもそういう「遊び」が必要です。

 

 

 


利益を全部あげるぐらいの勢いで。


「450円の柏餅パックを売って、100円も報酬をあげたら、
お店の利益がなくなるんじゃないの?」

 

確かに、100円だと、販売額の約20%ですから、
小売店だと利益がほぼなくなります。

 

柏餅だけを売っているお店ならば、
もう少し工夫が必要ですが、

他にも販売している商品があるなら、

柏餅の利益を全部あげる(!)ぐらいの勢いで
販売競争をしてみても良いのでは。


従来の売り方では思うように売れなかったならば、
もともと利益はそれほどではなかったはず。

 

ならば、

柏餅の販売をイベントのように位置付けて、

売ったら売っただけ報酬が出るようにしても
お店の経営にはさほど影響はないのではないかと。


強引に買わせて自爆営業させても、
本人は嬉しくないし、店も儲からない。

ヤル気が出る工夫をするのも労務管理のうちですからね。

 

個人別に販売数量を計測できる仕組みとして、

紹介販売のチラシを作り、

そこに本人の従業員コードなどを書いて、
販売数を計測できるようにしておく。

 

そうすれば、

家族や親戚、
学校の同級生、
先生まで

「柏餅を買って」
ジャンジャン売り込むんじゃないでしょうか。

 

売ったら売っただけ紹介料が出ると、
人は気持ちが変わるものです。

 

 

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山口正博 社会保険労務士事務所
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