あやめ社労士事務所 - 労務管理のツボをギュッと押す方法を考えます

会社で起こる労務管理に関する悩みやトラブルを解決する方法を考えます

確定申告が苦手な人は「全自動洗濯機」を使うべき。

確定申告

 

 


毎年1回ある恒例行事ですが、
年が明けると、始まるのが確定申告

 

去年の1月1日から12月31日までの税金を計算して、
申告し、税金を払ったり、
人によっては払いすぎた税金が返ってくる(還付)場合もありますね。

 

1月、2月は「還付金」という言葉に人が敏感に反応する時期で、
この心理を利用して悪いことを考える人もいます。

 

言葉巧みに、

アレコレの理由で還付金があり、
そのためにはATMでの操作が必要だの何だの。


お金が返ってくるはずなのに、
なぜかお金を払わないといけないという。

普通に考えれば、明らかにおかしいのですが、
「そういうもんかな」と騙されてしまう人もいます(毎年いますね)。

 
1月と2月は「お金が返ってくる」と言う話に気をつけてください。

 

 

自分が得意とすることに時間と能力を注ぐ。


人は、自らが得意とすることは楽しく、上手くできるもの。

サッカーが得意な人はサッカーを。
野球が得意な人は野球を。
花に詳しいならば、花屋さんや植物博士に。
歌が上手い人は歌を仕事に。

このように、人は自分が得意とすることに特化して生きているわけです。

 


しかし、得意でもないことに無謀にもチャレンジしてしまうと、
その結果は惨憺たるものになります。

サッカー選手が野球で試合をやればどうなるか。
野球選手がサッカーの試合をしたら。
花屋さんで働いていた人がタクシーの運転手になったら。
歌が上手いのに、ラーメン屋で働くことになったら。


これでは人並みのパフォーマンスどころか、

「コレぐらいはできるべき」

という水準にすら達するのが難しくなります。

 


得意で好きなことならば、コレでもかと
「ドハマリ(周りが見えないほど熱中)」
してもいいんですが、

得意ではないし、好きでもないことに
時間や労力を投じるのは賢明ではありません。


税金関連の仕事をしている人ならば、
確定申告の手続きには詳しく精通しているべきですが、
そうではない人はなるべく時間と労力を使わず済ませるべきでしょう。

 

 

確定申告はe-Taxで。


2月16日から始まる確定申告の受付ですが、

所得税を還付してもらうための申告は、
2月15日以前でも可能です。


ネットで確定申告ができるe-Taxは、
1月15日から3月15日まで。

これを書いているのが2月2日ですから、
早い人はもう申告処理を済ませてしまっているかもしれませんね。

 

【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)




e-Taxだと、

  1. 添付書類を提出しなくてもいい。
  2. 還付が早い。
  3. 時間による制約を受けないので、申告手続きは24時間可能。


紙の用紙を使って確定申告するには、

源泉徴収票や生命保険の控除を証明する書類

などを申告用紙の裏に糊で貼り付けないといけないのですが、


e-Taxならばそういう書類の添付は要らないんです。


さらに、身分証明書の写しも添付不要で、
マイナンバーカードに入っている

「電子証明書」

という身分証明書になるものを使って認証するため、
証明書を添付しなくてもいいわけです。

 

自宅のパソコンに取り付けたICカードリーダー
マイナンバーカードを読み取れば、
電子証明書を送信できます。

ホント、便利な世の中になりましたよね。

 

また、還付金が返ってくるのが早いのも良いところです。

商売では、商品を売った代金をすぐに貰えず、
「売掛金」という形で記録しておき、
後から現金を支払ってもらうのが主流です。

 


お金が無ければ支払いや仕入れができないですから、

<売掛金をいかに早く回収するか>

は商売ではとても大事。


現金がなくなれば、黒字でも会社は倒産しますからね。


「受け取るお金は早く受け取る」

これは会社だけでなく個人でも重要。


e-Taxで還付申請をすれば、3週間ほどで還付されます。

 

もう夜遅くて、税務署が開いていない。
土日だから税務署は休み。
郵便局から確定申告の書類を送るのを忘れていた。

e-Taxならばそういう厄介な場面はなく、
朝早くでも、夜遅くでも、
土日や祝日でも申告手続きができます。

 

 

手洗いで洗濯するの?


紙の申告用紙に記入して、郵送で送るなり、税務署に出すなりする。

これを「手洗いの洗濯」だとすると、

e-Taxや確定申告ソフトを使って申告を済ませるのは、

「自動洗濯機」と言えます。

 


洗うだけでなく、脱水までしてくれる。
さらに、服を乾燥してくれるものまであるんです。

イマドキの洗濯機というのは。


手で洗って、絞って、物干し竿に干す。

そういう昔ながらの洗濯も悪くは無いのですが、
洗濯のためにそれだけの時間と労力を投入するのは
なかなか難しいところ。


一度でも全自動洗濯機を使ってしまうと、
もう手洗い洗濯には戻れません。

洗濯物と洗剤を入れて、
ボタンを1回押すだけで最後までやってくれるんですから。

 


こんなこと書いてますけれども、
洗濯のお話をしたいわけじゃなくて、

確定申告の手続きも洗濯に通じるものがありますよね
と言いたいんです。



昔ながらに、

申告用紙に手書きで書いて、書類を糊付けして、
封筒を作って(糊を使って自分で専用の封筒を作るんです)、
郵便局から送る。

こういうスタイルを否定はしませんが、
もっと便利でラクな道具が用意されているならば、
それを使うべきではないでしょうか。


マイナンバーカードとICカードリーダーを使って、
e-Tax経由で確定申告をする。

専門知識が無くてもラクに確定申告ができるサービスを利用する。

 

こういう、まさに全自動洗濯機のような道具があるのですから、
それを使わないと、こういう道具を作ってくれた人に失礼ではないか。

私はそう思うのです。


「セルフメディケーション税制」
というものも平成29年には登場しましたし、

ふるさと納税をしている方
住宅ローンで減税を受ける方
さらに、仮想通貨で儲かっている方

そういう方にこそ確定申告書類の作成を簡単にしてくれるサービス
利用すべきではないでしょうか。

 


自分が得意ではないことは道具を使ってササッと済ませ、
好きなことや楽しいこと、得意なことに時間と能力を注いでいきましょう。

 

 

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