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マイナンバーカードを使ってスマホで本人認証

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マイナンバーカードの存在をそろそろ忘れ始めている人もいるのではないでしょうか。

個人番号を通知するカードが発送されたのが2015年の11月頃。さらに、マイナンバーカードを申請したのが12月頃。その後、マイナンバーカードを受け取ったのが今年の確か2016年5月だったと記憶しています。

去年、2015年の11月ごろに送られてきた通知カードを受け取って、その後のカードを発行する手続きはしていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。通知カードをマイナンバーカードと思っている人も中にはいそうですし、「あれ? この間届いたカードがマイナンバーカードでしょ?」と思っているなんてオチもありそうです。

通知カードとマイナンバーカードは別物ですから、身分証明書として使えるのは後者のマイナンバーカードです。通知カードは緑色の薄っぺらい紙で、あくまで個人番号を通知するだけのカードです。一方、マイナンバーカードは、キャッシュカードのように固いプラスティック製で、顔写真がプリントされ、ICチップも入っています。

 


スマホのICリーダー機能を使って、マイナンバーカードの情報を読み取り、本人認証をできるようにする仕組みを作るようですが、これは便利でしょうね。

まず、ICカードリーダーを使うのではなく、スマホをICカードリーダーとして使うという点が良いです。

ICカードリーダーは色々な種類が販売されていて、マイナンバーカードに対応した端末もあります。

 

↑これが専用のICカードリーダー

しかし、パソコンとの相性が良い場合とそうでない場合があり、Windowsでは使えるけれども、Macでは使えないとか。Windows7では使えるが、Windows10では使えないなど。微妙なリスクがあるのが市販のICカードリーダーです。

電子マネーの残高チェックやチャージ、e-taxでの手続きなど、利便性は確かに高いのですが、パソコンとICカードリーダーの相性問題は利用者にとって厄介な点です。

リーダーを購入したものの、自分のパソコンでは使えないとなると、もはやただのガラクタですし、僅か数千円の機器であっても、使えないとなると勿体無いものです。


しかし、スマホをICカードリーダーとして使えるならば、汎用性がありますし、専用ICカードリーダーを買ったものの使えなかったなどという残念な結果にはなりません。もしマイナンバーカードを自分のスマホで使えなかったとしても、今まで通りにスマホとしては使えますから、専用リーダーのようにガラクタ化することはありません。

iPhone7からは電子マネーにも対応し、クレジットカードをiPhone本体に入れ込んで使えるApple Payも始まりましたから、iPhoneをICカードリーダーとして使えるならば、これほど便利で都合の良いことはないでしょう。

ただ、iPhoneに搭載されるiOSと、Androidスマホに搭載されるAndroid OSでは仕組みが違いますし、ハードウェアであるスマホ本体でも仕様なり機能がそれぞれ違うので、マイナンバーカードを読み取れる機種とそうでない機種が出てきます。

 

以前にも書きましたが、マイナンバーカードには致命的な欠点があります。セキュリティは強固なのでしょうが、カードの券面に表示されている個人番号を他人に見られてはいけないという点が最大の欠点です。

運転免許証だと、身分証明書としてポンポンと人に手渡すのですが、マイナンバーカードだと気軽にポンと他人に手渡せません。カードの表面にハッキリと個人番号が印字されているので、それを見られてはいけないとなると、押入れや棚にカードを厳重に保管して、外には持ち出さないようにする人が出てきます。

積極的に活用するように案内しておきながら、券面に印字された個人番号を見られてはいけないとなると、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなもので、使いたくても使えないシロモノになります。

ポイントカードや社員証としても使えるようにと総務省はアピールしていますが、「個人番号を見られてはいけない」と注文を付けた時点で、もうそのような活用は無理です。

 

スマホがカードリーダーとして使えるようになれば、マイナンバーカードだけでなく、電子マネーの残高チェックやチャージ(この機能はすでに専用アプリで実現しています)、さらにe-taxでの認証作業もスマホ経由で可能になります。

パソコンで何らかの公的な手続をしているとき、認証プロセスだけをスマホに飛ばして、そこで認証を済ませ、パソコンに手続きを戻すのもいいですね。インターネットバンキングでは、ワンタイムパスワードをスマホアプリに飛ばす仕組みが導入されていますが、これと同じです。

 

ウェブサービスを使うときに、物理デバイス(USBメモリー)で認証するような仕組みがありますが、マイナンバーカードを物理デバイスとして使い、パスワードや暗証番号の変更ができるようにするのも良さそうです。

 

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サインインのためだけに専用のUSBを買うのは何だか勿体無い(この点は専用ICカードリーダーと同じ)ですし、初回は無料で発行されるマイナンバーカードを使えば、USBメモリーのようなものを買う必要はありません。読み取り機器はスマホ、物理デバイスはマイナンバーカード、組み合わせとしては理想的です。


マイナンバーカードを使って、本人認証をスマホ経由で済ませるならば、他人にカードを見せる必要はないですし、個人番号を見られることもないでしょう。

さらに、マイナンバーカードには電子証明書の機能もありますから、証明書の有効性や真偽チェックもスマホ経由でできれば、応用の幅も広がります。

 

 
電子化する便利さはマイナンバーカードだけでなく、お店での支払いでも感じられます。例えば、屋台のたこ焼き屋でクレジットカード決済ができる。りんご飴を買って支払いはカードで。さらに、金魚すくいの料金までカード払い。

「そんな小規模な取引でカードを使えるの?」と思うところですが、これができてしまうのが今の技術なのです。

決済手段が増えると、購買機会も増えます。現金だけしか使えないよりは、クレジットカードが使えた方がいいですし、電子マネー払いも可能だとさらに嬉しい。もっと進んだところでは、ビットコインで支払いができるお店まであるようです。

カードで支払えば、後払いができ、実際の支払いは約1ヶ月後。さらに、ポイントまで付くのがカードの良いところで、使うだけで丸儲けです。



カード決済を導入するとなると、「毎月、お金がかかるんじゃないの?」という疑問があります。クレジットカード決済を導入するには、大掛かりな機械を使って、高い維持費(毎月何十万円)を支払わないといけないと思いがちですが、 Square を利用すると月額手数料はなし。

支払い額の3.25%を手数料として支払うだけでカード決済を導入できるのですから、小規模でビジネスを営む方にはありがたいもの。



お祭りの屋台でカードが使えるのはもちろんですが、寒い時期にリアカーでラーメンを売りに来る夜鳴きそばの商売でもカード払いができます。さらに、焼き芋の移動販売でカードが使えるのもいいですね。

他には、商店街の八百屋さんや肉屋さんでカード決済を導入するにもSquareは適しています。今までは決済金額が小さくて、従来のカード決済サービスだとペイしなかったのですが、こういうマイクロペイメントに対応できるのも良いところです。

また、出前でカード決済というのもアリです。お寿司屋さんが寿司を配達したときにカードで決済できるとか、蕎麦の出前が届いたときにカード決済とか、「出前は現金払い」というイメージが固定していますから、カード決済を導入すれば、リピート注文も増えるでしょう。


あとは、外国人のお客さんが多いお土産屋にもカード決済があると助かりますね。京都や奈良には外国人の方が多くいらっしゃるでしょうし、そういう場所のお土産屋にも外国人客が訪問してきます。

外国に行くと、当然ながら自国通貨は使えませんから、両替が必要になります。ただ、両替は空港で済ませるのが主流で、町中で両替するのは難しい。となると、買い物をするときはなるべくカードで済ませる方がいいのです。現金を使いませんから、両替したお金が減らない。さらに、決済時に相手国通貨で決済をしてくれるので、お客さんにとっては実に便利な決済方法なのです。

 

入金が早いのも商売をする人には重要なポイントです。売上が立っても、代金の入金は翌月とか翌々月となると、商売としてはシンドイもの。支払いが遅いと商売によっては資金ショートする危険があり、売掛金をいかに早く回収できるかは関心が高いところです。

支払い能力が高い相手や信用力が高い相手ならば支払いが少し遅くても納得ですが、やはりなるべく早く代金は回収したいのが本音でしょう。 Square決済 ならば、最短で翌営業日には代金が口座に支払われるので安心です。



必要な道具は、iPhoneなどのスマホ、あとはカードを読み取るSquare Reader。この2つ。


1.導入コストは実質ゼロ。
2.毎月の維持費は不要で、3.25%の手数料だけ。
3.代金の回収が早い。

これだけのメリットを享受してカード決済を導入できるのですから、もはや躊躇する理由はありませんね。

売上代金を早く回収できるカード決済はSquare

 

 

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