労務管理のツボをギュッと押す方法を考えます

会社で起こる労務管理に関する悩みやトラブルを解決する方法を考えます。

book444(タイムレコーダーがなくても、勤務時間は記録できる)





■タイムレコーダーが必須というわけではない。



勤務時間を記録する方法は、タイムカードを利用して記録する方法が一般的でしょうか。

タイムレコーダーというか打刻機に紙のタイムカードを挿入して、ブィーンガチャンというような音を出して、始業時刻や終業時刻を記録するんですね。1ヶ月ごとに新しいカードを作って、1ヶ月分の勤務時刻を記録するわけです。

ただ、勤務時間を管理するときは必ずタイムレコーダーを使わなければいけないということもなく、会社ごとに管理方法が違います。

会社が一括して出勤簿を作って、そこに事務担当者が記入していく方式を採用しているところもあれば、社員が個々に出勤簿に時刻を記入するところもありますね。他には、磁気ストライプカードをスキャンして打刻する方式のところもありますし、ICカードをリーダーでスキャンするところもあるでしょう。

さらには、勤務時間そのものを記録しない会社もあるかもしれません。フレックスタイム制度を採用する会社では社員個人が時間を管理するところもあるみたいです。


このように、勤務時間を管理する方法はタイムカードに限らないんですね。







■記録方法はいろいろ。



タイムレコーダーを使う会社が最も多いのは確かですが、出勤簿で管理する会社も少なくないです。

私の知っているところでは、表計算のセルのような枠が書かれた紙に、名前と日付、そして始業時間と終業時間を会社が記録している会社がありました。この会社では、個々の社員は自分の勤務時間を記録する必要は無く、会社が一括して勤務時間を記録しているようです。

会社が一括で記録していると改ざんされるかもという心配はあるでしょうが、定時始業、定時終業の会社ならばわざわざ社員さん本人が記録しないほうが便利なのかもしれませんね。

他には、大学ノートに個人ごとの勤務時間を記録するところもありました。1ページに2人分を記載する想定で、ページの一番上に名前を書き、その下の欄から「8/23 17:00 - 22:00」のように一行ずつ書いていく方式です。低コストで随分と簡単な方法ですが、これでも勤務時間は管理できるわけです。

他にも、サーバーに勤務時間を記録していく方法もあるでしょうね。紙で管理するのではなく、電子的に管理する方法です。これならば、管理が楽ですし、タイムカードを毎月発行する必要もありません。


「勤務時間の管理はタイムレコーダーで」と思い込む必要はありませんので、組織の環境に合わせた管理方法を選択するといいでしょう。

山口正博 社会保険労務士事務所
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