2010/3/8【法人なのに国民健康保険組合?】




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ファッションショーの服装は実用性ゼロだと思う。

東京ガールズコレクションのショーをテレビで見てそう思った。


特に、はるな愛のパンツ一丁ファッションはもはや犯罪だと思う。

あの姿で町を歩いたら、警察の人に任意同行を求められると思う。

おそらく、「ヘンなオッサンが女性用下着を着用して町を徘徊しているんですぅ、、」と通報されるだろう。


やはりショーはショーとして見るのが妥当だ。






■法人なのに国民健康保険組合?◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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「健康保険はどれも同じ」というわけではない。
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■「健康保険は健康保険」と考えたいけれども、、、。



記憶では、2月27日土曜日の朝日新聞か日経新聞の日刊に書かれていた記事ですが、「法人が国民健康保険組合に加入していた」という内容を読みました。

本来ならば、協会健保に加入すべき中小企業がたしかどこかの国民健康保険組合に加入していたとのことです。国民健康保険組合の責任者のような人が法人の加入を認めていたようです。

これを読んでも、「ん?それが何か問題なの?」と思う人もいるかもしれませんね。

「健康保険に未加入だったならば困るのだけれども、キチンと健康保険には加入していたのだから、良いのでは?」と思うのでしょうね。


確かに、健康保険そのものには加入しているので、加入・未加入という点については何もありません。

しかし、法人が国民健康保険組合に加入していたという流れがダメなのですね。

制度に加入しているという点は良いとしても、加入先が国民健康保険組合なのが問題点です。

「協会健保も国民健康保険組合も同じ健康保険なのだからいいじゃないか」と考えるのも確かに分かりますが、それがマズいのですね。







■国民健康保険は個人専用の制度。



国民健康保険は個人専用の健康保険制度であり、また、国民健康保険組合も個人専用の仕組みです。

それゆえ、法人が、国民健康保険であれ国民健康保険組合であれ、それに加入しているのがオカシイわけです。個人と法人は別物ですからね。


ちなみに、国民健康保険組合とは、個人事業主が固まって作った組織で、弁護士国民健康保険組合とか税理士国民健康保険組合とか、司法書士健康保険組合などがあります。他にも、全国建設工事業国民健康保険組合というものもあり、今回の国民健康保険組合への不正加入も全国建設工事業国民健康保険組合で起こっていたことだったように思います(ここは定かではない)。

つまり、本来ならば、建設会社として法人単位で協会健保に加入するはずなのに、全国建設工事業国民健康保険組合に加入していたという流れです。いわゆる「無資格加入者」というものです。全国建設工事業国民健康保険組合に加入する人は、個人事業として建設業を営んでいる人であって、法人で勤務している人は除きます。ところが、なぜか何らかの理由で法人勤務の人が構成員になったりするのですね。

余談ですが、建設会社というのは不思議な仕組みがあって、中には株式会社なのに社員を自営業という扱いにしている会社があります。つまり、社員は個人事業主なので、国民健康保険と国民年金に自分で加入するという扱いなのですね。

法人は社員数にかかわらず全て社会保険に加入しますから、社員を自営業として扱うのはルール違反です。しかし、このような労務管理をしている建設会社はあるのですね。


他業種に比べて、小規模な建設会社(10人未満の規模)は労基法違反が多いところだと私は経験上で思います。

36協定を提出せずに時間外勤務を実施したり、1日8時間・週6日勤務で週48時間勤務になるのに時間外手当を支給していないとか、「ウチには有給休暇などという制度はないんですよ」と言ったり、、、。

なかなか荒々しい組織です。



法人なのに国民健康保険組合に入っている会社では、「同じ健康保険だからいいんじゃないの?保険料も払っているんだし」と判断しているのでしょうが、「国民健康保険は個人専用」であるという点を知らないのか、それともわざと無視しているのかわかりませんが、法人が国民健康保険の中に入っていくことは有り得ません。







■国民健康保険組合を選んだ理由は?



なぜ法人が国民健康保険組合に加入していたのか。

協会健保という選択肢があるのに、なぜあえて国民健康保険組合を選択したのか。

この疑問を抱く人は多いはず。


その理由は、協会健保に比べて国民健康保険組合の保険料が低いからです。

それ以外の理由はありません。

おそらく、協会健保よりも国民健康保険組合の保険料の方が実際に低かったのでしょうね。



ちなみに、健康保険組合を自主的に組織している企業、もしくは、業界の健康保険組合に加入している企業がなぜ協会健保を選択しないかというと、協会よりも組合の保険料が低いからです。

組合を組織すれば構成員をコントロールできるので、若くて健康な人を制度に多く入れれば、保険料が下がるという仕組みなのですね。協会健保だと構成員をコントロールすることはできませんので、保険料のコントロールもできないのです。



ゆえに、法人は協会健保や健康保険組合(国民健康保険組合以外のもので、企業別や業界別の健康保険組合)を利用し、個人は国民健康保険や国民健康保険組合を利用するのです。

法人が国民健康保険の領域に入ってはいけないのですね。








┏━━━━━━━━━━☆★ 編集後記  ★☆━━━━━━━━━┓



林間学校や修学旅行に行くと、他の学校の生徒と抗争する生徒がいるんですね。

中学生だと、血気盛んなためか、他の学校の中学生を見つけると、何らかのイチャモンをつけて、「おまえどこ中や(大阪なので方言で)」と突っかかるわけです。さらには、相手も同じ中学生なので血気盛んなため、時には胸ぐらをつかむような状態になります。

ちょっとワルな人というのはどのクラスにもいて、こいつがトラブルを起こすんですね。


縄張り争いみたいなことをして、お互いに競り合うのです。

今思い返すと、何ともアホらしいことだと思えますし、思い出すと笑えます。


なにゆえ他校の生徒と抗争するのか。抗争に勝って何かを貰えるわけでもないのに、張り合うんですね。あえて貰えるものとすれば怪我ぐらいのものです。

男の価値観はときとして訳が分かりません。





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