あやめ社労士事務所 - 労務管理のツボをギュッと押す方法を考えます

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カレンダーの文字色 なぜ黒と青と赤なのか

カラーデザイン


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■黒と青と赤の先入観◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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なぜその色なのか。
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平日は「黒」、土曜日は「青」、日曜祝日は「赤」

カレンダーを眺めていて、ちょっと考えてしまいました。

カレンダーを見ると、月曜日から金曜日の平日は黒文字で書かれており、土曜日は青文字で、日曜日と祝日は赤文字で書かれています。

この色分けは今までずっと行われてきたことですし、何らの不思議な感じもしませんでした。

ただ、なぜ黒と青と赤で分けたのかが疑問です。


全て黒文字ではダメなのか。すべて青文字ではダメなのか。全て赤文字ではダメなのか。

あえてなぜ色を分けるのか。

考え始めると色々と疑問が湧いてきます。








読まずに見るだけ カレンダーを色で判断できる

まず第一に、「色分けすれば、平日、土曜日、日曜祝日を判別することが簡単になる」という理由があるかもしれない。確かに、黒文字の日は仕事をして、赤文字の日は休日。青文字はどちらでもOKというわけですね。

まあ、、、ね、、確かにそういう理由はある。

ただ、私はあの色分けに何らかの意図があるのではないかと思うのです。

意図というのは、「赤い日は休み、黒い日は仕事」と人に思い込ませることで、国民を一致した行動に駆り立てているのではないかということ。

赤い文字の日になれば皆休みになるから、政府は何らかの施策を実施しやすくなるのではないでしょうか。高速道路1,000円というのがその好例。

また、人も、「赤い日は休みだ」と思い込むフシがあるかのような雰囲気があり、企業の休日も日曜日に集中しています。もちろん、取引先が日曜休みなので、こちらも合わせているという理由もあります。しかし、「赤い日は休みだ」と全員が思い込まされている可能性は有り得ます。


企業だけでなく学校も、赤い日は休みになっています(なお、今では土曜日も休みです)。

学生時代から「赤い日は休み」という環境に慣れてきたために、社会人になっても同じ環境を作り出してしまうのではないかと思うのです。


ゆえに、政府は、カレンダーを色分けすることで、国民にインプリンティングしているのではないでしょうか。都合の良いように管理するために、カレンダーを使って意識を誘導しているのですね。








カレンダーの日付を全て赤文字にしたら

赤は休みと思い込まされているために、「日曜日は法定休日だ」とか「祝日に仕事をしてはいけない」と考える人もいるのです。

ちなみに、「法定休日は日曜日」という先入観は思いのほか強く、人によっては無条件で「日曜日=法定休日」と判断してしまう人がいるほど。

確かに、法定休日は週に1日設定しなければいけないのですけれども、曜日まで指定されているものではないのですね。「法定休日は日曜日に設定しなければいけない」ということはなく、週1日であれば足りるのです。


いっそのこと、カレンダーの数字が全て赤文字になれば良いのではないでしょうか。これは景気がいい。全て青というのは気持ちが沈みますから、赤が良いです。

もちろん、全て黒文字にするのもアリです。



ゆえに、平日は「黒」、土曜日は「青」、日曜祝日は「赤」というカレンダーの表記は、見る人にヘンな先入観を持たせているのではないかというのが私の見解です。




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労務管理の問題を解決するコラム

職場の労務管理に関する興味深いニュース

【仕事のQ and A】

決まったことを決まった手順で処理するのは難しいものではありません。例えば、給与計算。毎月1回は給与が支給されるので、その計算作業も毎月ありますけれども、頭を悩ませるほどのものではありません。

他には、雇用保険や社会保険への加入手続きもちょくちょくと発生しますけれども、これも必要な書類を揃えて出すだけですから難しくない。

労務管理ではルーティンな業務があり、それらを処理するには特別な能力や知識は必要ありません。

しかし、時として、普段は遭遇しないような問題が起こります。例えば、休憩時間を1回ではなく何回かに分けて取るのはいいのかどうか。有給休暇を半日や時間単位で細かく分けて取ると便利なのかどうか。仕事着に着替える時間には給与は支払われるのかどうかなど。答えが1つに定まりにくい問題が労務管理では起こります。

  • Q:会社を休んだら、社会保険料は安くなる?
  • Q:伊達マスクを付けて仕事をするの?
  • Q:休む人が多くて勤務シフトに穴が開く。対処策は?
  • Q:休憩時間を分けて取ってもいいの?
  • Q:残業を許可制にすれば残業は減る?
  • Q:残業しないほど、残業代が増える?
  • Q:喫煙時間は休憩なの?
  • Q:代休や振替休日はいつまでに取ればいいの?

このような問題に対して、どのように対処するか。それについて書いたのが『仕事のハテナ 17のギモン』です。

 

仕事のハテナ 17のギモン

【1日8時間を超えて仕事をしたいならば】

毎日8時間の時間制限だと柔軟に勤務時間を配分できないので、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。

しかし、仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。それを実現するにはどうしたらいいかについて書いています。

残業管理のアメと罠

 

残業管理のアメと罠

【合格率0.07%を通り抜けた大学生。】

私が社労士試験に合格したのは大学4年のときで、いわゆる「現役合格」です。けれども、3年の時に一度不合格になって、ヘコんだんです。「たかが社労士試験ごときにオチたのか」って。

どうすると不合格になるか。どんなテキストや問題集を使えばいいか。問題集の使い方。スマホをどうやって社労士試験対策に活用するか、などなど。学生の頃の視点で書いています。

社労士試験というと、社会人の受験者が多いですから、学生の人の経験談が少ないんですよね。だから、私の経験が学生の人に役立つんじゃないかと思います。

大学生が独学で社労士試験に合格する方法: 合格率0.07%の軌跡 Kindle版

 

合格率0.07%を通り抜けた大学生。

【学生から好かれる職場と学生から嫌われる職場】


高校生になれば、アルバイトをする機会があり、
過去、実際に経験した方、
もしくは、今まさに働いている学生の方もいるのでは。

中には、
「学生時代はアルバイトなんてしたことないよ」
という方もいらっしゃるかもしれません。

そういう稀な方は経験が無いでしょうけれども、
学生のアルバイトというのは、
何故か、不思議と、どういう理屈なのか分かりませんが、
雑というか、荒っぽいというか、
そういう手荒い扱いを受けるんです。

若いし、体力もあるし、
少々、手荒に扱っても大丈夫だろうという感覚なのでしょうか。

それ、気持ちとしては分かりますけれども、
法令上は、学生も他の従業員と(ほぼ)同じであって、
一定のルールの下で労務管理しないといけないのです。

もちろん、
18歳未満は夜22時以降は働けないとか、
8時間を超えて働けないとか、
そういう学生ならではの制約は一部ありますけれども、
それ以外のところは他の従業員と同じ。

週3日出勤で契約したはずなのに、
実際は週5日出勤になっている。

休憩時間無しで働いている。

採用時に、1日5時間働くと決めたのに、
実際は1日3時間程度しか勤務させてもらえない。

「学生には有給休暇が無い」と言われた。

テスト休みを取って時給を減らされた。

など、
やってはいけない労務管理がなされてしまっている
という実情もあるようです。

何をやってはいけないかを知らないまま、
間違った対応をしてしまうこともあるでしょう。

(知らないからといって許されるものではありませんけれども)

このような労務管理をすると、学生から好感を持たれ、
辞めていく人が減るのではないか。

一方で、
「これをやってしまってはオシマイよ」
な感じの労務管理だと、
ザルで水をすくうように人が辞めていく。

学生から好まれる職場と嫌われる職場。

その境目はどこにあるのかについて書いたのが
『学校では教えてもらえない学生の働き方と雇い方 - 35の仕事のルール』
です。

 

「学生が好む職場」と「学生が嫌う職場」 その違いは何なのか。

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