book391(仕事と労働の違い)





■どちらも同じではない。


仕事の定義を調べると、「何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。生計を立てる手段として従事する事柄」と書かれています(大辞泉より)。


労働の定義を調べると、「からだを使って働くこと。特に、収入を得る目的で、からだや知能を使って働くこと。経済学で、生産に向けられる人間の努力ないし活動。自然に働きかけてこれを変化させ、生産手段や生活手段をつくりだす人間の活動。労働力の使用・消費」と書かれています(同上)。

定義を並べると、仕事も労働も同じようなものだと思えます。

しかし、私は仕事と労働には違いがあると思っています。

仕事には何か良いイメージがありますし、労働には何か良くないイメージがあります。





■「楽しさ」の有無で分かれる。


仕事は、楽しくて楽しくて、ワクワクウキウキしながら取り組むものではないでしょうか。

コーヒーを飲んでいるときも、食事をしているときも、歩いているときも、電車に乗っているときも、お風呂に入っているときも、いつも仕事のことを考えている。

仕事のことを考えると、興奮して夜も眠れない。なんなら、寝ずに仕事をしていたい。

こんな感覚を覚えるのが仕事ではないでしょうか。


もうどうしようもなく楽しくて、楽しすぎて困っちゃうぐらいのめり込むのが仕事だろうと思います。

端的に言えば、楽しさに満ちているのが仕事ですね。


一方、労働は、何かブルーな感じで、積極的に取り組むなど言語道断な活動と考えるものではないでしょうか。

考えると気持ちが鬱積する、考えると笑顔が消える、考えると頭痛がする、考えると胃が痛い、考えると機嫌が悪くなる、これが労働ではないかと思うのです。

端的に言えば、苦しさに満ちているのが労働と言えます。


労働か仕事かを分けるのは、取り組む人の考え方です。

嫌々に取り組めば何でも労働ですし、ウキウキしながら取り組めば何でも仕事です。

その人の考え方次第で、その活動は労働になりますし仕事にもなります。


自分が取り組む活動は、労働ではなく仕事にしていくのがよいですね。


山口正博 社会保険労務士事務所
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