book386(ワークがあってライフがある)





■ワークとライフを分離するのがワークライフバランス?


「ワークライフバランス」という言葉。

一時期、新聞や雑誌、ニュースでもブームになった言葉です。

ちなみに、ワークライフバランスとは、生活の中で仕事と私生活のバランスを調和させようという価値観や活動の総称です。

仕事だけに時間を使ってしまうのではなく、私生活にもキチンと時間を配分して、生活を充実させましょうというわけです。

確かに、仕事だけに時間の大半を使ってしまっては、味気ない生活になるでしょうね。

残業をなくして、休暇を取って、もっと楽しく生活しましょうというのはいいことだと思います。





■ワークが基礎、その上にライフ。


ただ、ワークライフバランスを語るときに、「仕事と生活は厳格に分けなければいけない」とか、「生活を守るために仕事を犠牲にしてもいい」みたいな考え方が生まれることもあるようです。


仕事が明らかに残っているのに、「ワークライフバランスが大事なので帰ります」と言われても困りますよね。

もちろん、残業をなくして、休暇を取って、もっと楽しく生活しましょうという方針には賛成です。

ただ、「ライフのためにはワークを端に置いてもよいのだ」という考えは行き過ぎです。


ワークが基礎として置かれ、その上にライフが乗っているというのがワークライフバランスなのでしょうから、ワークとライフを厳格に分けてしまうのはワークライフバランスの本来の狙いからは外れてしまうのではないかと思います。

だからといって、「仕事こそ大事!」と考え、仕事にドップリというのも困ります。

アクセルとブレーキの踏み分けが面白いのであって、アクセルだけを踏んだり、ブレーキだけを踏んだりしてもたいして面白くないのですね。



山口正博 社会保険労務士事務所
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