労務管理のツボをギュッと押す方法を考えます

会社で起こる労務管理に関する悩みやトラブルを解決する方法を考えます。

book383(仕事と労働は違うもの)




■仕事も労働も同じものとは言えない。


仕事とは、「何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。生計を立てる手段として従事する事柄」(大辞泉より)と定義されています。

労働とは、「からだを使って働くこと。特に、収入を得る目的で、からだや知能を使って働くこと」(大辞泉より)と定義されています。

両者を比べると、収入を得て、生計を立てるという点では共通していると解せます。


ただ、仕事と労働を一緒のものと言ってしまうのは何だか納得しがたいのです。

あえて違う言葉を使っているのだから、両者には何らかの違いがあってよさそうですよね。


上記の定義からすれば、仕事には「何かを成し遂げる」という独自の意味がありますが、これはあくまで定義通りの違いです。





■楽しさの有無で違う。


仕事と労働の違いは、「楽しさの有無」ではないかと私は考えます。

労働というと、「何かにより強制されて行動を起こし、作業を進める」というニュアンスを感じます。

イメージで言えば、奴隷が動かされているようなものです。


そこには楽しさは無く、やらされている感を抱きながら、黙々と作業をこなす人間が存在するかのようです。

端的に言えば、苦しさで満ちているのが労働でしょうか。



一方、仕事というと、「自発的に行動し、何かを成すために、ウキウキワクワクしながら事にあたる」というニュアンスを感じます。

ああしたい、こうしたい、という願望があって、その願望を実現するために取り組んでいるのが仕事ではないでしょうか。

常に楽しさで事を進めていくので、作業は捗り、楽しさが満ちた状態で人は活動しているのではないでしょうか。


労働には苦しさが満ち、仕事には楽しさが満ちている。

自分の取り組みが労働になるか仕事になるかは、その人の考え方次第です。





山口正博 社会保険労務士事務所
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