book349(いつインフルエンザが治ったと判定するのか)






■医師の証明書を使う??



最近では、インフルエンザに罹患すると、通常の風邪とは異なり、「休んで治せば」ではなく「出勤停止」として扱う会社もあります。

通常の風邪でも人には移るものですが、インフルエンザだとなおさら移りやすいからなのでしょうね。


ただ、インフルエンザで休ませるとして、いつの時点から出勤をOKにするかが判断しにくいのではないでしょうか。

2日か、いや3日だ、、、いやいや5日ぐらいは確実に休んだ方が、、などと意見が分かれるところです。


中には、医師による証明書を作ってもらおうと考える会社もあるようで、ずいぶんと慎重な取り扱いですね。







■インフルエンザへの過剰反応。



新型インフルエンザが初めて流行した(罹患者はほとんどいなかったものの、大騒ぎになっていた時期)のは2009年の3月頃だったでしょうか。マスクが売り切れて買えなくなり、企業でも社内にマスクを配布するぐらいのブーム(?)でした。

今ではもう何も目新しくはなくなったのか、ニュースでも報道されなくなりましたし、マスクを付けている人も少なくなりました。ただ、今でもインフルエンザは十分に流行しているのですが、ニュースや新聞で採り上げられなくなると、途端に興味を失う人が多いのでしょうね。「ニュースや新聞で報道される=危ない」と考え、「ニュースや新聞で報道されない=危なくない」と考えるのかもしれません。



話を戻すと、どの時点でインフルエンザが治癒したと判断するかというと、「ご自由に」というのが答えではないかと思います。

厚生労働省が治癒時期の目安を示したりしていますが、これはあくまで「目安」であり、「客観解」ではないということを知っておかねばならないでしょう。

インフルエンザも煎じ詰めれば風邪と同じグループに属する病気ですから、医師の証明書をわざわざ作るようなこともない(「証明書を作ってください」と医師に言えば、医師は苦笑するのではないでしょうか)でしょうし、各会社や各個人の判断で治癒時期を判断するのが妥当です。


おおむね治ったと判断すれば仕事を始めれば良いのではないでしょうか。

何でも客観的に決めたいという気持ちもあるかもしれませんが、時にはアバウトな判断も大事です。



山口正博 社会保険労務士事務所
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