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勤務形態が変わると、有給休暇の労働時間数も変わる?

有給休暇の給与

 

フルタイム社員の時に取得した休暇を、パートタイム社員の時に使う。


有給休暇を使うと、実際に勤務したと同様に勤務時間を扱ったり(所定労働時間)、勤務時間の平均を出して取り扱ったりします。


そこで、フルタイムの時に取得した休暇を、パートタイムになってから使ったとすると、時間数をどのように取り扱うかが悩みのポイントになります。

例えば、フルタイムの時に休暇を使うと8時間として扱われていたが、パートタイムになってから休暇を使っても8時間として扱うのでしょうか。それとも、パートタイムの勤務実態に合わせて時間数も変わるのでしょうか。


勤務形態が変わって休暇を使っても、以前の効果が残るのか。

それとも、休暇を取得した時点の就業形態に合わせるのか。

どちらでしょう。


休暇を使う時点が基準。


結論を先に言えば、「休暇を取得した時点の就業形態に合わせる」のが正しいです。

確かに、フルタイムの時に取得した休暇なのだから、使用時点が異なっても、休暇の利用効果はそのままなのではないかとも思えてしまいますね。

しかし、有給休暇というのは、取得時点では単に日数を取得しただけですので、その内容までは確定していないのです。


つまり、有給休暇は実際に利用するまでは効果が確定していない休暇なのですね。

休暇の取得時点では、一応ながら休暇日数としてプールできているものの、休暇の利用効果は実際に使わない限り確定しないのでしょうね。

そのため、休暇の取得時点ではなく、休暇の利用時点での環境で休暇の内容が決まるのですね。


ゆえに、フルタイムの時点で取得した休暇を、パートタイムの時点で使用すると、パートタイムの勤務実態に合わせた休暇内容になるわけです。

山口正博 社会保険労務士事務所
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