労務管理のツボをギュッと押す方法を考えます

会社で起こる労務管理に関する悩みやトラブルを解決する方法を考えます。

未払い残業代が発生 日付を跨いでも勤務時間はリセットしない

日跨ぎ

 

24時になったらゼロに、、。


夜から翌朝にわたって仕事をしていると、「日付が変わると、勤務時間もリセットされるのでは?」と考える人もいるようです。

例えば、21時~5時の勤務時間として、その間に休憩が1時間挟まるとすると、勤務時間の総計は7時間になります。ただ、日付が変わっているので、前日は21時~24時までと考えて3時間、次の日は0時~5時ですから、4時間になると考えるようです(休憩を1時間控除する)。


日付が変わっているので、3時間と4時間という区分で勤務時間を取り扱うべきか、

それとも、

日付は変わっているが、連続した勤務時間なので、7時間として扱うべきか、

分かれますね。




暦で区切るのではなく、連続した勤務時間そのものを扱う。


結論を先に言えば、24時で勤務時間が一旦ゼロになるというわけではないです。

つまり、3時間+4時間と考えるのではなく、7時間と考えるのが正しいです。

今回は総計で7時間の勤務時間ですから、どちらの取り扱いでも結論は同じです。


しかし、21時~7時まで勤務したとすると、結論が変わります。

21時~7時だと、休憩時間を1時間入れるとして、総計で9時間の勤務になります。

そこで、3時間+6時間という扱いをしてしまうと、時間外の勤務になりません。一方、連続した時間として扱うと、9時間になりますから時間外の勤務になります。


ゆえに、勤務時間は、日付を基準にするのではなく、日付を考慮せず勤務時間そのものを基準にするのが正しいわけです。

山口正博 社会保険労務士事務所
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