雇用契約書を1通しか作っていない?
会社に入社する時は、雇用契約書を作成しますよね。
また、ごく小さい会社だと、雇用契約書を作成せずに、口約束だけで契約してしまうこともあります。
雇用契約書というのは、会社と社員さんが相互に確認しながら作成し、2通作成しそれぞれを会社と社員さんで保管しておくのが通例です。
ただ、1通だけしか作っていなくても、雇用契約書は有効になりますが、後で契約内容についてトラブルになることもあるようですから、やはり2通作成するのが良いです。
雇用契約書の原本は会社に、複写は社員さんに
契約書というのは、1通だけ作成するというのは少なく、何らかの形で複製して、当事者で共有するのが普通です。
例えば、住宅購入、車の購入、学習講座の申し込み、保険の申し込み、などなど。
これらの取引を行うときは、契約書の写しを受け取るかと思います。
雇用契約書もこれと同様です。
中には、雇用契約書を3通作る会社もあります。
例えば、1部は本部、もう1部は店舗、残りは社員さん、というように各セクションごとに契約書を保管するんですね。
雇用数が多い会社だと、複写式の雇用契約書を使っているのではないでしょうか。
他に、複写式でなくても、2枚の雇用契約書にカーボン紙を挟んで、複写することで2通の雇用契約書を作成する方法でも良いですね。
また、作成した契約書をコピーして、その後に、会社と社員さんの印鑑を押すのでも構わないでしょう。
方法はいくつかあるのでしょうし、雇用契約書は何枚複製しても構わないのですが、最低でも2通は作る必要があります。
もし、1通だけしか作らないと、会社が改ざんするかもしれませんから、2部の雇用契約書を作るんですね。
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