労務管理のツボをギュッと押す方法を考えます

会社で起こる労務管理に関する悩みやトラブルを解決する方法を考えます。

book200(休憩時間に割増手当はない)







■休憩でも手当は必要?


深夜勤務が必要な仕事を行っていると、深夜時間帯に休憩を取ったときに、割増手当は必要なのか、それとも、休憩だから割増は不要なのかで判断に迷うことがあるようです。

深夜時間帯に休憩をとると、深夜手当の取り扱いを考えなければいけませんので、少し悩むようですね。


例えば、深夜の0時から1時まで、1時間の休憩時間があったとき、この1時間の深夜手当は支給されるのか、それとも支給しないのかが分かれるポイントです。



休憩していても、深夜時間帯なのだから割増手当は支給するのか、

それとも、

休憩は給与の計算外だから、割増手当の対象からも外すのか、

どちらでしょうか。








■休憩は計算から除外する。


「休憩は計算から外す」のが給与計算のルールですから、たとえ休憩時間帯が深夜であっても、「休憩は計算から外す」というルールで通します。

それゆえ、深夜時間帯の休憩には、深夜手当は付かないのが正しい扱いです。


また、時間外勤務と深夜勤務が重なっているときは、割増率は50%以上ですが、この場合に休憩した場合も、割増手当は必要ありません。


時間外手当は不要だが、深夜手当は必要とか、
時間外手当は必要だが、深夜手当は不要とか、
いやどちらも必要だとか、

そのような扱いにはならないのです。

そんなに細かくアクセルとブレーキを踏み分ける仕組みにはなっていません。


常に、「休憩は給与(手当も含む)の計算から除外する」というルールを把握していれば、間違いはなさそうです。

 

山口正博 社会保険労務士事務所
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