book179(「日曜日は法定休日だ」と反射的に判断しない)




■その思い込みは違うかもしれない。


「日曜日は法定休日だから、その日に出勤したら休日出勤になる」と思い込んでいる人は少なくないのではないでしょうか。


確かに、ほとんどの会社では、日曜日が休みですよね。

今ならば、週休2日で休日が設定されている会社も多いです。


しかし、日曜日が休みだからといって、日曜日に出勤すれば休日出勤になるかと言うと、必ずしもそうではありません。

つまり、日曜日が休日であったとしても、その日が法定休日かどうかは別途で判断しないといけないわけです。


それゆえ、「日曜日=法定休日」という思い込みをしてしまうと、間違うこともあるのです。






■法定休日の曜日は決まっていない。


法律では、「1週間に1日の休日」という休日ルールがありますよね(変形休日制度は考慮しない)。

ここで気にかけるべきなのは、「1週間に休日が1日」と決めているだけであって、「日曜日」という指定はしていないということです。

つまり、日曜日以外に法定休日を設定しても構わないんですね。


ちなみに、ほとんどの会社の就業規則では、「法定休日は日曜日とします」という規則が書かれているはずです。

他にも、「法定休日は週1日とします」という決め方もあるのですが、おそらく慣例的に、「法定休日は日曜日とします」と決めているのでしょうね。


ほとんどの人の中に、「日曜日が休みである」という意識がありますので、「日曜日=法定休日」と理解してしまうのは、十分に有り得るのかと思います。


しかし、法定休日の曜日を固定する必要まではないんですね。



小売業や飲食業で働いている人ならば分かるかと思いますが、特定の日に休日を固定しない働き方をしている方も多いでしょう。


今週は水曜日と金曜日が休み、来週は月曜日と土曜日が休み、というように週ごとに休日が変わるのではないでしょうか。

このように、実際に休日の曜日を固定せずに働く人もいるわけです。




 

山口正博 社会保険労務士事務所
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