社会保険,社会保険料
パートタイマーへの社会保険の適用が拡大されて、どのような条件でパートタイマーが社会保険に入るのか。加入する基準や注意点を解説。
社長1人しかいない会社だから社会保険に入らなくてもいいんじゃないか、と思うところですが実際はどうなのでしょうか 。
7月は社会保険料を決めるために算定基礎届を出す時期ですが、休業中に報酬が減ったら社会保険料はどうなるのかが気になるところ。
社会保険料は上限なく上がるものではなく、一定水準の収入を境目に、同水準になります。厚生年金保険料にも上限があり、そこが今回の変更点。
税金には上限額がありませんが、健康保険料には上限があり、税金のように青天井では金額が上がらないのです。社会保険料と税金の違いはここなんですね。
月収6.6万円以上でパートタイマーが社会保険に加入できるようになる? 会社経由で社会保険に加入する人が増えると、年金の第3号被保険者、健康保険の被扶養者が減っていきますね。
社会保険の被扶養者の保険料は、被保険者が給与や賞与から直接に負担しているものではなく、社会保険に入っている加入者全体で広く浅く負担しているのが特徴です。利用者負担にならないのが被扶養者のオイシイところ。
第3号被保険者と被扶養者の身分を放棄して社会保険に入るかどうか。社会保険料を払って社会保険に入るほうがいいのか。両者を比較して決めましょう。
パートタイムの仕事を掛け持ちする人は確かにいますね。掛け持ちで働くと社会保険はどうなるのか。確かに気になるところです。
雇用保険料は安い(約1%)ですから、1年、2年と遡って加入して保険料を支払っても、金額はさほどではないです。しかし、社会保険料は雇用保険の約30倍です。遡って一気に保険料を払うとなると、、。
10月になると、給与明細の社会保険料が変わる人が出てきます。どういう計算なり仕組みで変わったのかを知らせると、本人は納得しやすいでしょうね。
月収88,000円以上でパートタイマーの方が社会保険に加入したら、社会保険料の負担は増えるのかどうか。1号被保険者で国民年金と国民健康保険に入っている方がいいのか、それとも会社経由で社会保険に入る方がいいのか。この判断に迷うところ。
2つの会社で働けば、社会保険も2つ加入するのかどうか。もし、加入すれば、社会保険料はどうなるか。副業する人には気になるところですね。
収入と社会保険料はある程度までは連動しますが、一定水準を超えると保険料は均一になるんですね。所得に占める社会保険料の割合が減っていくんです。
税金はパーセンテージで税額が決まりますし、社会保険料もパーセンテージで保険料が決まります。しかし、社会保険料には上限があり、税金のように青天井で金額が増えていくことはありません。
1年以上、厚生年金に加入していれば、厚生年金の保険料は掛け捨てにはならない。生命保険と違って、掛け捨てにはなりにくいんです。
厚生年金に加入していると「国民年金には入っていない」と思ってしまうでしょうが、実は国民年金にも同時に加入しているんです。つまり、厚生年金に入ると、国民年金もセットで加入できている状態になります。
残業が増えれば収入も増えます。それに連動して社会保険料も増えていきます。一時的に残業が膨らんで社会保険料が変わるときもあるんですね。
毎月の給与が増減しても、社会保険料はそのまま。収入と連動するのが社会保険料だけれども、完全には連動しないんですね。
国民健康保険と会社経由で加入する協会けんぽ、両方の加入基準を満たしたらどちらに加入するか。好きな方に入ればいいというものではなく、協会けんぽに加入できるなら国民健康保険は適用除外になります。
社会保険への加入条件を満たしているのに加入していないと、後から保険料を支払うときに本人負担分をどうするかで悩むことになります。加入していなかった期間にさかのぼって入らなければいけないのが社会保険や雇用保険の特徴ですから、入りたい時に入ると…
社会保険料は毎月の給料に連動して変動するものじゃなく、年1回の算定手続きで保険料が決まったら変わらないものですが、昇給や降給で臨時に変わることがあります。
働いた後に支給される給与と違って休業中に支払われる休業手当は、給与のように社会保険料や雇用保険料、税金がかかってくるのかどうか。休業手当は給与と同じなのか、それとも違うのかが疑問になるところ。
休業中は通常の給料なり賃金が支払われておらず休業手当が支給されている状態。休業手当だけが払われている状況で、社会保険料はどのように決まるのか。働いていた頃よりも少ない休業手当が払われていたら社会保険料も変わるのかどうか。
従業員が入社すれば、社会保険への加入手続きをします。けれども、加入手続きをした後、すぐに辞めてしまう人もいます。せっかく手続きしたのに。かと言って、加入せずにズルズルと先延ばしするわけにもいきませんからね。