副業,兼業,マルチジョブ
副業や兼業として、2つ以上の会社に所属して働く人の労災保険が変わります。収入を合算して労災給付の額が決まるところがポイント。
収入が少ない副業先で怪我をすると、労災保険の給付額が思っていた額よりも少なくなることも。副業中の怪我には要注意。
副業の労働時間を合算して割増賃金を支払うのが理想ですが、事業主が異なっていると労働時間を通算できなくなります。
副業や兼業で発生した労働時間を通算して残業代が支払われるかどうか。勤怠データの集約や割増賃金の負担という点で解決できない問題があります。
2つ以上の会社で働いていれば、勤怠データも別々になります。労働時間を通算するとの法律もありますが、副業を想定して設計されていない法律ですから、解決し難い問題があります。複数の会社で働く場合、それぞれの勤務時間をどのように計算し、残業代をど…
2つ以上の会社で働くと、労災保険の給付が思っているよりも少なくなる可能性があるので注意。
副業していれば、他の会社での労働時間も通算するように労働基準法38条では要求していますけれども、それが現実に可能かどうかは別の話。個人情報である他社の勤怠データを取得するのは無理です。
パートタイムの仕事を掛け持ちする人は確かにいますね。掛け持ちで働くと社会保険はどうなるのか。確かに気になるところです。
副業すれば収入が増えますが、社会保険料も増えるのかどうか。これは働き方によって変わります。会社員として副業なのか、自営業で副業なのか。また、働く時間や収入でも変わります。
2つの会社で働けば、社会保険も2つ加入するのかどうか。もし、加入すれば、社会保険料はどうなるか。副業する人には気になるところですね。
仕事が1つだけだと、会社が休業した場合に収入が途絶えてしまいます。2つ、3つと、お金が流れる経路を持っていれば、安心感も違ってくるのでは。気分転換に副業を増やしていくのも良いのではないかと。