【改定】平成30年度の国民年金保険料は16,340円。

 


年が変わると、制度も変わります。

国民年金保険料も平成30年4月から変わります


平成29年度は、月16,490円ですが、
平成30年度は、月16,340円となります。


平成31年4月から、
『産前産後期間の保険料免除制度』
が施行されるため、

平成31年度の国民年金保険料は100円引き上げになります。
その結果、平成31年度(今が平成30年2月ですので、まだ先ですが)
の保険料は16,410円に増えます。

 

 


月16,900円じゃなかったの?

 

平成16年の段階では、国民年金保険料は平成29年度の段階で
月額16,900円に固定する予定でした

しかし、国民年金の保険料は名目賃金の水準に連動するように
設計されており、毎年度改定されます。

そのため、平成29年度の保険料は16,490円になっています。

ゆえに、保険料の数字にブレがあるのは、賃金水準で調整しているためです。

 

 

 

産前産後期間の保険料免除制度とは?


産前産後期間の保険料免除制度を施行するために、
平成31年度は保険料が上がるのですが、
この制度は何なのか。

 

会社員の方で、厚生年金に加入している方(2号被保険者)は、
産前産後休業に入ると、社会保険料が免除されるようになっています。

厚生年金の保険料、さらに健康保険料も免除になります。


一方、国民年金だけに加入している方(1号被保険者。自営業の方、学生など)には、
産前産後休業に入っても、国民年金保険料を支払う必要があり、
会社員のような免除制度がありませんでした。

2号被保険者には産前産後休業時に保険料を免除する制度があるのに、
1号被保険者にはそういう制度がないのは不均衡ではないかと指摘されてきました。

 

そのため、平成31年4月からは、1号被保険者にも産前産後休業時に
国民年金保険料を免除する仕組みが導入されます。

ちなみに、この免除は、他の免除とは違い、
「国民年金保険料を納付したものと扱われる免除」
ですので、全額免除や半額免除など他の免除制度とは扱いが違います。

国民年金保険料の免除制度は、
保険料を納付しなくてもいいものの、
【年金額には反映しない】扱いですので、
年金額が減ります。

ただし、後から免除期間分の保険料を追納すれば
年金額を増やせます。


一方、産前産後休業のときの免除制度は、
【年金額にも反映される】免除です。

3号被保険者は年金保険料を納付せずに
国民年金に入っていますが、
産前産後期間の保険料免除制度は
3号被保険者に似たような扱いになるのだと
考えていただければ良いかと思います。

 

 


前納して保険料が安くなる。


半年分を一括で納付

平成30年4月から9月までの保険料、もしくは平成30年10月~平成31年3月分を一括で半期納付すると、毎月支払う場合に比べて、口座振替で1,110円安くなり(支払額は96,930円)、現金払いだと800円の割引(支払額は97,240円)になります。

1年分を一括で納付

平成30年4月~平成31年3月分まで、1年分を一括で支払う場合は、毎月支払う場合に比べて、口座振替で4,110円安くなり(支払額は191,970円)、現金払いだと3,480円安くなります(支払額は192,600円)。


2年分を一括で納付

平成30年4月~平成32年3月分まで、2年分を一括払いするメニューもあります。毎月支払う場合に比べて、口座振替で15,650円安くなり(支払額は377,350円)、現金払いだと14,420円安くなります(支払額は378,580円)。

国民年金保険料の「2年前納」制度|日本年金機構

 


なお、前納制度を利用する場合は、年金事務所で手続きが必要です。


国民年金保険料をクレジットカードで支払うこともできます。カード払いだとポイントが貯まるのでオススメです。6ヶ月前納、1年前納、2年前納、全てクレジットカード払いが可能です。

クレジットカードで前納する場合の割引額は、
現金前納と同じです。

口座振替に比べて、割引が少し減りますが、
カードに付くポイントを考慮すれば、
口座振替よりもお得でしょう。

国民年金前納割引制度(口座振替 前納)|日本年金機構




支払額の1%がポイントで還元されるクレジットカードだと、
2年前納すれば、37万円ほどの支払額になるため、
3,700ポイント付きます。

さらに、信販会社のキャンペーンを併用すれば、
ボーナスポイントが付く場合もあります。

 

 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
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