今年は6.8%。毎年11月は社労士試験の合格発表。

 

 

今年も、社労士試験の合格者が発表された。

第49回社会保険労務士試験の合格者発表(2017年)


受験した人が38,685人で、合格者が2,613人。合格率は6.8%となった。

2016年の合格率は4.4%。2015年は2.6%。2015年の数字は異常だったが、直近2年の合格率は高いとは言えない。


難しくなったの? 2016年 社労士試験の合格率は4.4%


社労士試験の合格率が2.6%まで急低下した。


大学4年のときに社労士試験に合格したが、その時は確か合格率が9.7%だった。数字だけを比較すると、過去の方が楽に合格できたんじゃないかと思ってしまうが、難易度はさほど変わっているように感じない。

合格率が何パーセントであろうと、合格する人は合格するし、合格しない人は合格しない。2017年よりも2015年の方が難しかったというわけではなく、数字は集計の結果というだけのもの。

基礎的、基本的な内容をガッチリと頭に入れている人は、合格率に関係なく合格するもの。例え合格率1%になったとしても、当たり前のことを当たり前に。簡単なことをバカにしない。間違えちゃいけないところで間違えない。そういう人は当然のごとく合格する。


社労士試験には「必修基本書」というものがあり、本屋でも販売されている。これは教科書のようなもので、何度も見て、読むもの。必要な情報が1冊(最近では2冊に分かれているが)にまとまっていて、分厚いけれども、これを使わずに社労士試験を受けることはあり得ないほどのシロモノ。

必修基本書を読んで、問題を解く。問題を解いたら、また必修基本書を読む。試験対策はこの繰り返し。単純で地味だけれども、基本的で地味な取り組みほど後から効果が出る。

私が学生の頃に社労士試験にチャレンジした経緯は、『大学生が独学で社労士試験に合格する方法: 合格率0.07%の軌跡』に書いているので、そちらを参照ください。ちなみに、大学3年で1度受験し、不合格になってます。

 

結果概要を見ると、申し込んで受験しない人が約1万人ほどいるのが気になる。

申し込んだ人が49,902人。受験した人が38,685人。受験率が77.5%だから、だいだい4人に1人ぐらいの割合で申し込んだけど実際には受験しない人がいるわけだ。

受験料が9,000円だから、受験しなかった11,217人から集めたものを合計すると、1億95万3千円になる。

社会保険労務士試験オフィシャルサイト


とはいえ、問題用紙や解答用紙は来ない人にも用意しないといけないし、試験室の座席も確保しておかないといけないのでその費用もかかる。

人数が多いから、ある程度、規模の経済性を発揮できるとして、1人あたり3,000円の費用がかかるとすると、7,000万円ぐらいはそのまま収入になる。

せっかく9,000円も払って申し込んでおいて受験しないのは勿体無いが、4人に1人も受験しない人がいるのはちょっと多い気がする。


ということで、社労士試験に合格したみなさん、おめでとうございます。

 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
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