有給休暇でお盆休みを作る。

 

夏といえば、夏休み、お盆の時期ですね。

学生だと7月後半から夏休みに入り、8月末頃まで休みが続きますね。地域によっては夏休みを短縮するところもあるようですが、大阪ではそういうこともなく、約40日の休みがあるようです。

「夏休み = 40日休み」というのが私が10代だった頃のイメージで、2017年の今でも40日強ほど休みがありますから、昔からそう変わっていないのでしょうね。

8月の15日前後がお盆時期で、この時期に仕事が休みになる方もいらっしゃいます。カレンダーを見ても祝日はありませんし、土日でもないですから、本来だと平日です。ですが、お盆休みという名目で休むお店や会社は多いですよね。

ゴールデンウィークや年末年始なども同様ですが、皆一斉に休むとアチラコチラが混み合うので、休むどころか疲れてしまいます。人が休んでいるときに仕事をして、逆に、人が仕事をしているときに休めば、さぞ快適な気分になるはずですが、なかなかそうもいかないのでしょう。

取引先がお盆休みに入ると、ウチも休まないといけなくなる。言うなれば「連鎖休み」のような状態になっていて、自分のところの会社だけ時期をズラすわけにもいかない。こういう悩ましい立場の会社もあります。



さて、そんなお盆休みですが、祝日でも土日でも無いので、普通の平日のように仕事をしても構わないわけです。そのため、お盆休みというものは特に設定していない。そういう会社なりお店もあるでしょう。

中には、「でも、お盆休み的なものを作ってみたい」と考えていらっしゃる方もいるでしょう。毎年、時期を固定するのではなく、8月中に5連休ほどの休みを社員ごとに交代で取ってもらう。そういう方法もあります。

近藤さんと市川さんは8月の初めに5連休。中旬には斎藤さんと木村さんが連休に入って、8月末には相川さんが連休。こういうお盆休みの取り方もあります。

全員が一斉に8月15日前後に休むと仕事ができなくなるけれども、交代ならばお盆休みを取れる。そういう職場もあるでしょう。

そういうときに便利なのが有給休暇です。

お盆休みといっても、大半の会社なりお店では、休んだ日はおそらく無給でしょう。しかし、有給休暇でお盆休みを作るようにすると、休んだ日には給与が出ますし、休暇の消化も進みます。

「ウチの会社はお盆休みに給与が出るんよ」と言われると、「へぇ〜、それはイイね。私のところは給与なしで休みだけだよ」と反応するはず。

今年、2017年8月カレンダーでは、12日と13日は土日で、14日から18日までは平日ですから、この平日のところを有給休暇に変えてお盆休みとしてもいいわけです。


他には、計画有給休暇にして、会社側で休暇のスケジュールを決め、社員ごとの有給お盆休みを入れていくのもいいでしょうね。

就業規則や雇用契約で、「8月の14日から16日まではお盆休みにする」などと決めていると、有給休暇は入れにくい(もともと休みなので)ところですが、会社と社員が合意して有給休暇をこの3日間に充当するのは構いません。


給与が出るお盆休み。会社やお店でも採用してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
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