発症してからでは遅い。熱中症はいきなりやってくる。

 

 

降る時はこれでもかと降る雨。晴れるときは1滴も雨が降らない空。そんな2017年の梅雨シーズンでしたが、7月19日に近畿でも梅雨が明けて、夏がテンションMAXになる時期になりました。

いや、ホント、暑いというか、暑すぎるんです。夏が。どうしてこれほど暑いのかと理由を聞きたくなるほど。

毎年、夏になると1回は熱中症に関する話題に接します。「暑いですので、熱中症対策を万全に」、「マメに水分補給を」、「日中は外出を控えてください」など、いつも通りのアドバイスが伝えられます。

中学生の頃にはラグビー部に所属していた私ですが、6月以降から9月まで、さらに夏休みの練習があって、これがまた暑い。とはいえ、その頃は、暑さがMAXになっても、最高気温は34度がせいぜい。2017年の今だったら、最高気温で34度なんて普通ですが、当時だと異常なほど暑いぐらいでしたね。

 

 

突然やってくる熱中症

私も、去年、2016年の夏に熱中症になりました。普段から運動するタチですし、体力には自信がありますけれども、なるんですね、そういう人でも。

病気の類は、ジワジワと症状が出てくるものが一般的で、最初は軽い症状で、徐々にヒドくなっていく。その後、ピークを超えると治っていく。例えるならば、山のような形で症状が経過するもの。

しかし、熱中症は違うんです。いきなりドーンと来ます。ウソではなく、熱中症を発症すると、もう10秒ほどで呼吸困難になって、全身から汗が吹き出し、手先や足先が痺れてくる。一般的な病気とは違いますから、油断していると命に関わります。

私の場合、熱中症の症状が出てきて、これは危ないと思ったものの、ポカリスエットを飲むと、症状が急激に回復したのを今でもハッキリと覚えています。呼吸困難も汗も、さらに手足の痺れも治って、「あぁ、ポカリスエットって凄い飲み物なんだな」と再認識しましたね。もちろん、他のスポーツドリンクでもいいでしょうし、経口補水液でもいいのでしょうけれども、飲み物で一気に症状が回復するなんて不思議なものです。

これだけは伝えておきたいですが、熱中症になってからでは遅いんです。呼吸困難になってきたら、もうすぐにでもスポーツドリンクや経口補水液を飲まないといけない。「オレは大丈夫だゼ」、「私には関係ないだろう」と思っている、その油断が怖い。

 

温度よりも湿度に注意。

暑いと感じると、反射的に「温度を下げよう」と思ってしまいがちですが、暑さを感じる原因は、温度よりも湿度にあります。つまり、温度が高くても、湿度が低ければ、思ったよりも快適なのです。

据え置きの目覚まし時計に温度と湿度が表示されるものを普段から使っていますけれども、温度が30度であっても、湿度が50%ぐらいだとサラッとしているんです。一方、温度が28度で、湿度が80%近辺まで上がると、もうムシムシします。

そこで、温度と湿度を絡めて判断するための指標であるWBGTを参考にします。

http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_lp.php
環境省熱中症予防情報サイト 暑さ指数とは?

気温が1、湿度が7、輻射熱が2。この割合でWBGTの値を算出しています。例えば、気温が33度だったとしても、湿度が低ければWBGTの数値は29度になる場合もあります。

エアコンを操作していると、どうしても設定温度だけで判断してしまいがちで、湿度が何%なのかまではあまり意識されません。天気予報でも、「今日の最高気温は34度、最低気温は28度です」と、伝えるのは温度だけです。

しかし、暑さを感じる要素としては、温度よりも湿度の方が7倍もウェートが高いのですから、もっと湿度に関する情報があってもいいものです。

熱中症指数であるWBGTを表示できる温度計がありますので、WBGTの数値を自分で計算する必要はありません。

エアコンのリモコンが取り付けられているところに、熱中症指数が表示される温度計も付けておけばいいですね。

 

山口正博 社会保険労務士事務所
大阪府大東市灰塚6-3-24
E-mail : mail@ymsro.com

© 社会保険労務士 山口正博事務所