時差Bizの中身はフレックスタイム制。

f:id:ma95:20170712121225p:plain

 

東京都が音頭を取って「時差Biz」という施策が2017年7月11日から開始されました。

https://jisa-biz.tokyo/
快適通勤ムーブメント「時差Biz」

この時差BizというのはクールBiz似た名称ですが、その中身は出勤時間を変化させて、通勤ラッシュを避けましょうというもの。

始業時間は9時、終業時間は18時というように固定されている職場が多くて、朝になると一斉に人が駅にやってくるんですね。「何でこんなにみんな一緒に動くんだ?」と不思議になるほど行動が似た人が多くて、そりゃあ電車も満員になるよな、というのが素直な感想。

始業時間や終業時間をバラけさせれば、通勤ラッシュもマシになるだろうとず~っと思っていたけれども、一向に解消する気配がない。

時差Bizと聞くと、さも新しい施策のように思えますけれども、以前からフレックスタイム制で実現できたことであって、それこそ10年以上前でも同じことができたはずです。

全員が同時に揃わなきゃ仕事にならない。そういう仕事もあるでしょうけれども、そうではない仕事の方が多いのではないかと思います。

企業単位で自主的にやろうと思えばできたことですが、行政が音頭を取らないと動かないのが残念なところで、他の人がやるまで自分は動かない。今回も東京都が動いてのイベントです。あえてナントカBizという名称を作らなくても、自分たちでグイグイと決めてフレックスタイム制で時差出勤はできたはずです。


夏になるとクールビズが始まりますが、夏の時期だけではなく年中やればいいと思うのですが、なぜか夏限定です。夏以外の時期はクールビズをやっちゃいけないのだろうかと不思議な感じです。要するに、ネクタイを締めるかどうかの違いでしかないのですから、冬でもネクタイを外せばいいし、夏でも締めたければ締めればいい。

学校での衣替えも同じです。なぜか時期が指定されているのが納得できなくて、6月に入るまでは夏服を着てはいけないなんて変な感じ。夏服であれ冬服であれ、いずれにせよ制服なのですから、真夏に冬服を着てもいいし、真冬に夏服を着るのもいいでしょう。

世の中には、暑がりな人がいれば、寒がりな人もいますから。


朝、電車が最も混むのは、7時から8時過ぎまで。ということは、7時前に電車に乗るか、9時以降に電車に乗るか、どちらかにすればいいわけです。つまり、7時から9時までの間は電車に乗らない。そうすれば通勤ラッシュを回避できます。

たったこれだけのことですから、フレックスタイム制でアッサリと実現できるものです。にも関わらず、2017年の今になって時差Bizですから、遅すぎです。

 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
大阪府大東市灰塚6-3-24
E-mail : mail@ymsro.com

© 社会保険労務士 山口正博事務所