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book903(定休日を作る利点)

 

「ドコモショップ」に定休日=月1日、2000店舗で:時事ドットコム

 

昔、20年ぐらい前ならば、お店には定休日があって、それを失念してお店に行ってしまうと、「あ〜、今日は定休日だったぁ〜」と自分のウッカリさにニヤニヤしてしまう。

年末になると、お正月に店が開いていないから、買うものは忘れずに買っておかないと困る、と考えて12月の29日や30日はワンサカと買い物をしていたような記憶があります。

年末年始だけでなく、ゴールデンウィークとかお盆とか、そういう時期にもシャッターが閉まっているお店が多かった。


2017年の今のように、年中無休が当たり前であるかのように店が開いているけれども、定休日があったとしても、それほど困るわけじゃない。行きつけの店が定休日で休みならば、他の店に行けばいいし、そういう柔軟な判断は、やろうと思えばいくらでもできる。


店を閉めても開けてもコストはほとんど変わらないならば、「じゃあ開けておけば」と消去法で決めてしまう。コンビニがまさにそれ。24時間、常に営業していなくても困るわけではないけれども、単に物を買う場所という役割だけでなく、町の防犯まで担っているのがコンビニのようで、そういう事情からずっと営業しっぱなしになっているわけです。

 

定休日の利点としては、週1日の休みを確実に取れるのが良いところです。お店が閉まっているのですから、強制的にその日は休日になります。さらに、その日を法定休日にすれば、(割増賃金が必要な)休日労働が発生することもなくなります。

労働基準法では、法定休日に労働することを休日労働と解釈するので、定休日があると週1日の休みが半ば自動的に法定休日になるため、他の日は法定休日にならない。それゆえ、休日労働は発生しなくなるというわけ。


何かの用事でドコモショップに行くと、ほぼ確実に待たされるので、私はなるべく手続き関連はネット経由のMy docomo、もしくはカスタマーサポートへの電話で済ませています。

大半の手続きはネットか電話で済ませられるのですが、どうしても店舗に行かないとできない手続き(家族割の設定、ケータイの解約など)があって、そういう時は渋々ながらショップに行きます。

特に混雑するのは土日と祝日。お昼過ぎぐらいだと混雑はピークに達して、90分待ちとか120分待ちなど、もはや言語道断なウェイティングモードになります。

お客さんが多い日はお店を開けて、逆に、来客が少ない日は定休日にしてしまう。古典的ですが、これは合理的です。

飲食店では水曜日を定休日にしているところがあって、水曜日は商売ではあまり縁起が良くない曜日のようで、水曜を定休日にするお店は他の曜日よりも多いように思います。



定休日を設ける以外の方法としては、営業時間を短縮するのも1つの方法です。例えば、来客が多い土日祝日はフルタイムで営業して、客数が少なくなる平日は、例えばお昼の0時からお店を開けるとか、他には、夕方の15時からお店を開けて夜の20時で閉めるとか。

定休日を設定する以外にも、営業時間を短縮して営業するのも選択肢としてはアリです。

昼以降にお客さんが増えるならば、昼から営業すればいいですし、夕方から夜にかけて来客数がピークになるならば、夕方から夜に限定して営業するのもいい。

何曜日でも、何時でも開いていることに慣れてしまっている状況で、営業時間を変更されると、不便だなと感じるでしょうが、慣れればどうってことはないもの。


病院や飲食店でも、アイドルタイムというものがあって、病院だとお昼の11時30分とか12時まで開けておき、午後は4時とか5時から診察を始めるところが多い。じゃあ、昼過ぎの1時とか2時に病院が開いていなくて困るかというと、そういうことはない。探せば他の病院が開いているものです。

お昼のラッシュタイムが終われば、一時閉店する飲食店もあります。チェーン店だと、アイドルタイムでもお店を開けているところが多いですが、14時、15時ぐらいでランチタイムが終わりますので、そこで一旦お店を閉める。その後、17時、18時になったら、またオープンして今度は夜の営業を始める。


お客さんがたくさん来る時間帯や曜日に営業していれば、利用者側としてはそれほど不満はありません。日曜日にドコモショップが閉まっていたら、中には怒り出す人もいるでしょうが、水曜日にドコモショップが閉まっていても、「あぁ、今日は休みか」と諦められます。どうしてもと言うならば、他のドコモショップに行けばいいのです。

定休日を設定すれば、週1日の休みを確実に取れるし、勤務シフトも組みやすくなる(1週感のうち1日分が強制的に休日になるから)ので、可能であるならば定休日を作ったほうが何かとラクでしょうね。

 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
大阪府大東市灰塚6-3-24
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© 社会保険労務士 山口正博事務所