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book900(午後3時に早帰りするのがプレミアムフライデーじゃない)

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https://premium-friday.com/
 


https://marketing-rc.com/report/report-20170426.html
約4割が、大型連休前のプレミアムフライデーは「あきらめている」


まず、プレミアムフライデーに対する根本的な勘違いがあります。働く側としては、プレミアムフライデーを「早帰りできる施策」だと考えている一方で、政府としては早帰りするための施策ではなくて「商売を盛り上げるための販促施策」だと位置付けています。

販売が促進されるならば、お客さんが多くなるわけだから、むしろ仕事の時間は延びます。ということは、午後3時に「フフフゥ〜ン」と陽気に職場を後にするなんてことはできるはずもない。商売が盛り上がるということは、仕事も増えるのは当たり前です。



2017年4月の段階で、プレミアムフライデーはまだ2回(2月と3月)しか経験しておらず、ここで評価するのは気が早い。まだ始まったばかりで、3年は続けないと定着はしないでしょう。

月に1回しかなく、1年間でも12回しか経験しないのですから、経験値がまだ少ないのです。


近頃は、短気な人が増えたような気がします。すぐに結果が出ないと「ほら、ダメじゃないか」とナジる。「結果が全てだ。そうだろ君?」みたいな詰問。「エビデンスを出してください。エビデンスを!」というガチガチ頭。こういう人がウジャウジャといるように感じています。

スマホやSNSを使い込んでいると、早く、便利に、そして安近短な感情が支配的になって、ジックリと物事と向き合う気持ちになりにくい。確かに、私もスマホを使いますから、「ん〜何だか気持ちが忙しないというか、カツカツしているな」と感じることがあります。

もうちょっと落ち着いて考えたり判断したり、できませんかね。そういう気持ちが最近はドンドンと強まっています。



プレミアムフライデーだけでなく、ブラックフライデーも確か11月に開催されていました。アメリカのイベントだから日本には関係ないなと思って傍観していたら、最近は日本でもブラックフライデーセールを実施するお店がチラホラとあります。

新しいイベントを作ったら、今度はそれに人を慣れさせる段階に入ります。どれぐらいの時間で浸透するかはやってみないと分かりませんが、プレミアムフライデーのような施策が馴染むにはやはり数年は必要です。

SNSでバズって一気に火がつく。そういうケースもありますが、ああいうバスは狙って起こるものではなく、結果として「凄かったねぇ、、」となるもの。例えば、ピコ太郎のPPAPも、最初からアレだけ注目されると想定して作ったわけではないのです。

 

早く退社するのが目的ではなく、販売促進のための施策。これがプレミアムフライデーの実態です。午後3時に退社しようなどと淡い期待を抱くのはヤメておく方が賢明です。

何かお得なものはないか。プレミアムフライデー限定のクーポンがないか。何か割引は。ネットでセールをやっているんじゃないか。などなど、販売に関連した部分でオイシイ思いができないか考えを巡らすほうが良いでしょう。

 

 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
大阪府大東市灰塚6-3-24
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© 社会保険労務士 山口正博事務所