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book889(マイナンバーカードがあれば、本人が直接に手続きできる。)

 


何かとイチャモンを付けられやすいマイナンバーですが、考えれば考えるほど、「これは便利だな」という使い方が思い浮かんできます。

会社勤めをしている場合、労働保険や社会保険の手続きをするとなると、何でもかんでも会社経由で手続きしないといけないのが厄介なところです。

「これぐらいならば、本人だけで申請なり手続きを完結できるんじゃないの?」と思えることもしばしばで、あえて事業主経由にしなくてもいいのではないかと思える手続きがあります。

例えば、年金手帳の再交付。

http://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/kanyu/20150326.html
年金手帳を紛失又はき損したとき(日本年金機構)

本人の年金手帳を再交付するのだから、本人に関連する情報だけで足りるはずですが、事業所の所在地や名称、事業主の名前まで書かないといけない。

仮に、今勤めている事業所関連の情報が必要だとしても、本人の情報に紐ついているのですから、そこから引き出せば分かるので、やはり事業主を経由する必要は無い。

労働保険や社会保険の手続きでは、何かと事業主に記入を求めるものが多い。

労働者側と事業主側で、申請内容を相互チェックするという狙いもあるのでしょうが、もっと簡略化できないものかと思ってきました。

事業主側で何かを書いてもらうとなると、それだけ申請まで手間と時間がかかります。事務担当者がネックになって遅くなる可能性もあります。書類を書いて持っていったけれども、事務を担当する人がその日は休みで、後日に対応することになった。こういうことも起こります。



書類にマイナンバーを記載して、会社をバイパスして手続きできると、完了までの時間を短縮できるでしょうから、もっと事務手続きにマイナンバーが浸透すれば利便性は向上します。

手続きにかかる時間は短いほどいいもの。何らかの申請をしたら、そのフィードバックは早いほど安心します。例えば、メールを送って、3日後に返信してくるよりも、24時間以内に返信してくれる方が相手に対する信頼感が増します。レスポンスの早さは安心や信頼につながります。

マイナンバーカードには電子証明書(ネット経由で身分を証明できるもの)が搭載されていますし、暗証番号も設定されています。さらに、スマホをカードリーダーとして使えるようになれば、もう万全です。

http://www.growthwk.com/entry/2017/02/03/131405
book878(スマホがマイナンバーカード用のICカードリーダーになる)


ネガティブな意見が多いマイナンバーカードですが、事務手続きでもっと利用されるようになれば、その利便性は手放せないものになるはずです。

マイナンバーカードを健康保険証として利用する動きもすでにありますので、健康保険でも利便性が向上するのは間違いないでしょう。


http://www.growthwk.com/entry/2017/01/10/211253
book870(マイナンバーカードが保険証に。今の保険証は使えなくなるの?)

http://www.growthwk.com/entry/2017/03/28/144638
book885(マイナンバーカードを普及させる決め手はコレ)

 

 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
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