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会社支給のスマホでポケモンGOをやるな。

 

www.cnn.co.jp



ロシアや中国が、「ポケモンGOはスパイ活動に使われる可能性がある」と警戒するならば分かるが、アメリカが警戒するのは何だか不思議な感じ。

ポケモンを捕まえて、レベルアップして、ポケストップでアイテムを集めて、ポケモンを進化・強化させ、ジムでバトルする。この単調な作業を延々と繰り返させるのがポケモンGOの特徴。

スマホゲームとしては良く出来ていて、万人受けするゲームシステムだし、課金要素も強くない。



話は少し逸れますが、私はすでにポケモンGOをプレイするのをヤメました(レベル7で終了)が、運営側はユーザーに遊ばせておけば、データとお金が集まるけれども、ユーザー側は膨大な時間と労力を失う仕掛けになっている。

スマホゲームの手本としてポケモンGOをプレイし、自分でもスマホ向けゲームを作ろうとするのは良い。しかし、延々とベルトコンベアーの上で走らされているような状態でゲームを続けるのは、あまり賢いとは思えない。

ゲームを作るのは大いに結構。ゲームで遊ぶのはほどほどに。

ゲームをやりこんでも、その先に待っているのはただただ不毛な世界だけ。私も中学生の頃までは朝から晩までゲームをしていても飽きないほどでしたが、高校生頃になるとゲームの不毛さに気づき始め、学生生活を終えてからはほとんどゲームをしなくなりました。

10代の頃に、ウンザリするほどゲームに熱中したため、大人になってからソーシャルゲームに熱中して大金を散財することもありません。人によっては、1つのスマホゲームに10万円、30万円と投入する人もいるようで、ゲームソフトが1本で7,000円程度だった頃を知っている私としては、今のソーシャルゲーム市場は狂気の沙汰です。

無料で始めさせて、アレヨアレヨと万札を投入していき、途中でヤメてしまうと今までの投下資金が無駄になるので、さらにお金を投入してしまう。もはや蟻地獄です。

 

話を戻すと、業務用として渡された端末には、色々と権限が制限されていることが多いです。

例えば、会社に置いているパソコン。イントラのみ接続可能な端末もあれば、インターネットにも接続した端末もある。

さらに、パソコンにログインするアカウントでも分けていますね。権限がある人ならば外部ネットワークに接続できるが、権限が無いアカウントだとイントラにしかアクセスできない。

端末、アカウントの権限、このように色々な仕掛けを組み込んで、業務用の通信端末は管理されています。



会社からスマホを支給されれば、何だかお得な気がしますけれども、その端末の所有権は会社にあります。つまり、会社の所有物なので、そのスマホに対して色々な制約なり細工を施しても構わないというわけです。


業務用途以外では使ってはいけないとか、行動をトラッキングするアプリをインストールさせているとか、通信内容をログとして保存する仕掛けを組み込んでいるとか、色々と考えられます。

業務用のケータイを用意するぐらいならば、ケータイ代を補助する方が便利で簡単です。利用方法もキツくならないですし、端末を資産として管理する必要もありません。さらに、本人はケータイ代が安くなるのですから、会社にとっても社員にとっても悪く無い方法です。



http://www.growthwk.com/entry/2016/03/22/144627
book802(通勤手当を定額にして通勤ラッシュを回避する。)



ここで、プライバシーの侵害について考えるところですが、会社支給のスマホにプライバシー保護が必要かどうかが問題となります。

行動をトラッキングしたり、通信内容を把握するような仕掛けを仕込んだりすれば、確かにプライバシー侵害が問題になりますが、それらを避けたければ、自分で所有している私物のスマホを使えばいいだけです。

個人的な連絡ならば自分のケータイを使えば良いですし、ポケモンGOをプレイしたければ自分の私物スマホにインストールすれば支障はありません。

会社支給のスマホでLINEを使ったり、facebookやtwitter、ポケモンGOを使うなど、無防備なことはくれぐれもしないように。自分のケータイを使えばいいだけですからね。


業務用スマホの私的利用でも就業規則に基いて懲戒処分はできますから、自衛できることで余計なトラブルは起こさないようにしたいところです。

プライバシーを保護するための代替的な手段は用意されているので、会社支給のスマホに対するプライバシー保護の必要性は低いと言えます。

 


 

山口正博 社会保険労務士事務所
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