読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

book835(皆勤手当はもう廃止してもいいんじゃないか?)

 

皆勤の定義は1つではない。


皆勤手当は1ヶ月間皆勤だと支給される手当ですが、この場合の「皆勤」という言葉の意味は1つとは限りません。

辞書では、「一定の期間,一日も休まず出勤・出席すること」と定義されています。これだけを読むと、「意味は1つだけなんじゃないの?」と思うところですが、何をもって皆勤とするか。この定義は会社ごとに違います。

皆勤手当を支給する条件として、欠勤だけでなく、遅刻せず、早退もせず、休暇も使わないという条件を満たした時に限る場合。もっとも厳しくした定義した場合がこのパターンです。

次に、早退しても皆勤手当を支給するというパターンがあります。欠勤や遅刻はダメだが、早退をしても皆勤判定に影響しないという定義です。

さらに、早退だけでなく、遅刻をしても皆勤手当を支給するパターンも考えられます。

あとは、遅刻といっても、寝坊などのような本人に原因がある場合と、電車の遅延のように本人には原因がない場合があります。この場合、前者の遅刻だと皆勤手当を支給しないが、後者の遅刻の場合は皆勤手当を支給するというように分けるのもパターンとしてありそうです。もちろん、理由を問わず、両方共、皆勤手当の支給対象から外すのもアリです。

他には、休暇を取得した月に皆勤手当は支給されるかどうかという論点もあります。有給休暇を取得したら皆勤手当は支給されるのかどうか。アニバーサリー休暇、結婚休暇や弔事休暇を取得したらどうかなど。



遅刻してもOKなのか、早退はどうか。休暇を取得したら皆勤手当は出るのか。

皆勤の定義が揺れているために、皆勤手当を支給していると厄介な処理に遭遇します。


 

 この続きは note で。

 

 

 

 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
大阪府大東市灰塚6-3-24
E-mail : mail@ymsro.com

© 社会保険労務士 山口正博事務所