book832(ライドシェア通勤で電車の通勤ラッシュを避けたい)

 

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チョットだけ使う、シェアサービス。



乗客でコミコミの通勤電車にウンザリしている人はたくさんいる。特に朝の7時台はラッシュ時間帯で、座って目的の駅まで行くのですら難しいぐらい。

電車かバスで通勤する。これが当たり前のように思われているが、今では通勤手段が増えて、カーシェアという選択肢もある。

UBERのカーシェアリングサービスが有名で、知っている人もそれなりにいるはず。クルマを持っている人と持っていない人をマッチングさせるのがサービスのコア部分。

クルマを持っていなくてもクルマに乗れる。所有しないと使えないのが当たり前だった頃のイメージを抱いていると、カーシェアを理解し難い。

自家用車を持っている人と持っていない人がいて、車を持っている人はそれを使い、持っていない人はオカネを払って車に乗せてもらう。

車を所有する人が負担する費用を利用者も負担するのがカーシェアの良いところ。車の所有者にとっては燃料費をはじめとする費用を補助されている状態になるので、負担が軽くなる。

一方、車を持っていない人は、自分が所有しない車にわずかな料金で乗れるし、駐車場を用意する必要はないし、月極の駐車場代も要らない。シェアサービスが無ければ、クルマに乗りたければクルマを買って、ガソリン代、車検費用、固定資産税を全部自分で負担しないといけない。

365日、24時間、ずーっと車に載っているならば費用も全て自分で負担してもいいけれども、自家用車というものは、乗っていない時間の方が多くなりがち。



車をシェアして、費用もシェアする。これがカーシェアの本質部分。

このカーシェアを通勤で導入すれば、混み合った電車にすし詰め状態で乗らなくていいし、痴漢の被害に遭うこともないし、「あの人、痴漢なんです」と指を指されて冤罪事件に巻き込まれることもない。

一向に通勤ラッシュが解消される見込みが無いので、カーシェアという選択肢で自衛することを考えないといけない。

 

 


同じ職場の人同士で始めたらどうか。



じゃあ、カーシェアリングサービスを使おうかと思い、検索してみても、自分の生活圏ではサービスが展開されていない。そんな残念な気持ちになった人は1人じゃないはず。

カーシェアで有名なUBERも、日本では東京のごく一部の地域でしかサービスを展開していない。東京ですら全面展開ではなく一部地域でしかサービスを使えないので、他の地域ではまず期待はできない。

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しかも、東京で使えるといっても、都内の人が多い場所、新宿、渋谷、千代田区から羽田空港までがサービスエリアなので、実質的には空港への行き帰りで使う程度でしか活用されていない。

タクシー業界、鉄道業界、バス業界、これらの運輸サービスを提供する会社からすれば、カーシェアによって自分たちのパイが奪われるのはイヤなので、日本では未だにカーシェアの普及が遅れているようにも思える。


UBERのような公式サービスを使わずとも、職場の同僚同士でカーシェアを始めてもいい。

自家用車を持っている社員、車を持っていない社員、この両者をマッチングすれば、それでカーシェアが成立するのだから、通勤経路を調べてマッチングできるかどうか検討してみればいい。

Google Mapで自宅の位置と目的地である職場を調べ、線で経路を描く(これらの操作はブラウザー上でできる)。さらに、他の人の経路も同じマップ上に表示し、相乗りで車通勤できないかどうか考えてみる。

もし、通勤する方向がほぼ同じならば、クルマで他の人をピックアップしながら職場まで行ける。


他にも、通勤経路がマッチしない場合ならば、ミニバンやワンボックスカーを持っている社員に通勤バスの運転手になってもらって、他の社員をピックアップして職場まで送ってもらうのもいい。

費用については、例えば、クルマを持っていない人が毎月1,000円負担し、それをクルマの所有者に渡す。所有者はその収益でガソリン代を支払い、その他の費用も一部補填できる。


運転する人の通勤時間が長くなるとか、通勤災害の時はどうするとか、考えるべき点は他にもあるが、カーシェアが通勤手段の1つに加われば、通勤時の満足度が向上することを期待できる。

 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
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