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book828(時間単位の有給休暇をヤメよう)


基準がない時間単位有給休暇。



1日単位だけでなく時間単位で細切れにして使えるようになった有給休暇ですが、有給休暇の使い方には法律による指定はなく、当事者の裁量に任されています。


時間単位の有給休暇でまず問題になるのが、利用単位の設定です。

時間単位で小刻みに休暇を使えれば便利そうに思えますが、有給休暇の使い方には基準がなく、企業ごとに独自のルールを設けて対応する必要があります。

まず、「利用単位」をどうするか。時間単位なので、1時間単位で使えることは思いつきますが、会社によっては1時間だけでなく30分単位、さらに10分単位で刻めるところもあるでしょう。

細かく刻めば刻むほど利便性が増すかのように思えますが、1時間単位しかメニューを設けていないと、「なぜ30分単位で使えないのか」、「10分単位で使えてもいいじゃないか」とリクエストしてくる人もいます。

とんかつ定食を作れるんだから、「じゃあアジフライ定食も作れるだろう」、「ミックスフライ定食はどうだ?」などと、要求に拍車がかかってくる。ありがちでしょう? こういう感じ。


次は、1日何回まで時間単位有給休暇を使えるのかという点です。

1時間なり2時間という単位で使えるのだから、1日に1回と言わず、2回、3回と有給休暇を使う余地が出てきます。

例えば、午前中に2時間の有給休暇を使い、午後に1時間の有給休暇を使う。こんな使い方もできてしまいますよね。

1日単位でのみ使える有給休暇ならば、1日に1回しか使うことはできませんが、時間単位だと1日に2回以上にわたって有給休暇を使えてしまいます。

では、1日に使える有給休暇の回数は何回までなのか。1回までか、それとも2回か、3回か。


利用単位にしても、利用回数にしても、1日単位で有給休暇を使っていれば考える必要がないのですが、「余計なメニュー」を作ったがために「余計な手間」が増えてしまうのですね。


続きは、noteで。

 

 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
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