book818(全ての座席を優先席にすればマタニティーマークは要らない)

 

マタニティーマークに反発したくなる気持ち。

 

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私は男性ですので、おそらく一生マタニティーマークを付ける機会はないのですが、他の人が付けているのを見る機会はありますね。

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カバンにキーホルダータイプのものを付けているのをちょくちょく見かけます。

このマタニティーマークを付けていると、ブツブツ言われたり、ナンダカンダと嫌な経験をする人もいらっしゃるようです。

意外と女性が否定的なことを言う場合もあるようで、出産の経験もあると思われる女性から反発されると、何だか味方から裏切られた気持ちになりそうです。妊娠を経験しない男性が反発するなら分かりますけどね。

優先席の前に妊娠中の女性が立っていて、カバンをふと見ると、キーホルダーが付いている。席に座っている人の気持ちとしては、何だか複雑なんでしょうね。先に座っているのに、どかないといけない。もちろん、席を立たずに座っていても何かペナルティがあるわけじゃないので、そのまま座り続けてもいい。

自分が座席に 座っていて、目の前にマタニティーマークが付いたカバンを持っている人が来たら、嫌な気持ちになる人もいるのでしょうね。

優先席ならまだしも、優先席じゃないところでこういう場面に遭遇したら、「通常の座席でも譲らないといけないの?」と思い、反発したくなる。そういう気持ち、分かります。

 

 


優先座席という聖域。


優先席って、微妙な位置付けですよね。混み合っているときは座らないのですけれども、電車内がガラガラのときは、「優先席でも座っていいんじゃないか?」と思えます。けれども、なぜか車内がガラガラでも優先席を避ける人が多いんですよね。なんというか、心理的な抵抗感というか、健康な人は座っちゃダメだと感じてしまうのか。

車内に人が少なくて、他にも席が開いているときは、私なら優先席でも座ります。混み合ってきたら立って乗りますけれども、ガラガラならどこに座っても差し支えないですからね。

チョットした腫れ物に触るように扱われる優先席なのですけれども、普通座席と優先席を分けなければ良い結果をもたらすのではないでしょうか。

 


アナタが座っているところは優先座席。

例えば、全ての座席を優先席に変えてしまうのはどうか。普通席と優先席を分けてしまうと、どうしても優先座席を特別に扱ってしまいがち。「必要とする方に座席をお譲りください」、「優先席付近ではケータイをマナーモードにして通話はご遠慮ください」など、何だか優先席が聖域のように思えてくる。だから、車内が空いていても、優先席に座る人が少ないのではないでしょうか。

全ての座席を優先座席に変えてしまえば、乗客は嫌でも優先座席に座らざるを得ない。もちろん、「オレは優先座席には座らねえぜぇ」と立って電車に乗ってもいいのですけれども、全座席が優先席となってしまったら、健康な人でも座らざるを得なくなります。

自分が座っている座席は優先席、だから必要とする人が来たら譲らないといけない。ケータイのマナーモードにしても、全ての座席が優先席となると、車内はで常にマナーモードでないといけなくなりますよね。まぁ、電車の中で電話する人も珍しいですから、マナーモードについてはさほど気にしなくてもいいとも思えます。

「自分は優先座席には座っていないから譲らない」なんてイジワルなことはできなくなるし、キーホルダーをあえて見せてアピールすることもなくなる。だって、全座席が優先座席ですからね。


電車だけでなく、バスでも地下鉄でも、座席を全て優先座席にしてもいい。

一部の座席を優先席にしているために、妙な距離感というか心理的な抵抗感を生んでいるのだから、そのモヤモヤした要素を取り除く。優先座席だけポッカリと空いていて、他の席は埋まっている、なんてこともなくなります。

席に座るか、譲ってもらえるか、譲るかなどと、妊婦さんも気遣いするでしょうが、周りの人も気遣いしてしまい、お互いに消耗してしまう。ラクに移動するために電車やバスに乗っているのに、気遣いで疲れたらイヤですものね。

全ての座席が優先席になったら、今よりは気遣いが減るんじゃないでしょうか。

 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
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