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待ち時間は2時間。診察時間は5分。これが大病院の診察。

 

 

suzie-news.jp

せっかく予約しておいたのに、予約時刻をすぎても一向に呼ばれなくて次第に苛立ってくるということはよくあるもの。

当然のことながら、医師の数が十分でないこと、もしくは大病院を受診する必要のない患者さんも大病院に集中してしまうことが。患者さんを長時間待たせてしまうことの一因だと、著者も認めています。

医師のがんばりと患者さんの忍耐がギリギリのバランスをとることで、なんとか成り立っているというのが現状なのだそうです。

ちなみに著者は都内の公立病院に勤めていたころ、15人から20人の患者さんを病棟で受け持っていたそうです。みんな、がんや肺炎の患者さん。

 


規模が大きい病院に行って待たされるのは私も何度か経験しましたね。その経験から、今ではなるべく大きい病院には行かないようにしています。

 

一般人には、「大病院 = 良い病院で、質が良い治療を受けられる」という漠然としたイメージがあります。逆に、規模が小さい病院だと、「技術力が低くて、あまりチャンと治療してくれなさそう」というイメージを抱く。

 

デカイ病院ほど良い病院という印象を抱くのは無理のないことで、ブランドとかイメージ、親しみやすさなど、実態とは違う要素を用いて人は判断するものです。病院に限らず、例えばパンや珈琲、ビール、スマートフォンなど、必ずしも良いものが選ばれるとは限らず、主観的な印象で選択をする。

 

風邪や咽頭炎で大病院へ行った経験がありますが、受付を済ませた後、数分後に診察なんてあり得ません。30分後に診察してくれたらもう御の字で、2時間待ちなんて当たり前です。待合場所の椅子に座って周りの人を見ても、予約していてもそれなりに待たされている人もいたはずです。

 

小さな診療所やクリニックに行けば、保険証を出して受け付けたら、すぐに診察室に呼ばれます。もちろん、混み合っていれば時間はかかりますが、それでも待って20分程度です。

 

大病院にあえて来る必要がない患者が集まると、病院側で未処理のタスクが積み上がり、外来患者の診察がドンドンと後回しになります。その結果、2時間待ち、2時間半まちなどと、言語道断に時間を浪費する。これは患者だけでなく、病院で働くスタッフも同様。

 


紹介状を持たずに大病院に行くと、定額で負担が発生する制度が今年、平成28年4月1日からスタートしました。

 

紹介状なしで大病院を受診する場合等の定額負担の導入(PDF)

 

www.gov-online.go.jp



紹介状なしというのは、例えば、風邪をひいたので「診察してもらって薬をもらおう」と考え、大きな病院へヒョイっと行くようなケースです。私も過去に風邪や咽頭炎で大病院に行ってしまい2時間、2時間半と待たされました。

 

近所には小さな診療所やクリニック、ナントカ医院といった施設が多々ありますから、まずはそういうところへ行って診察してもらう。その後、そこでは対応しきれない場合は、紹介状を書いてもらい、規模が大きい病院へ行く。これが理想的な流れです。

 

紹介状を持っていけば、2時間も待たされることはありません。19歳の頃、髄膜炎にかかり、小さい診療所から大病院へ紹介状を書いてもらい、病院を移りましたが、行ってすぐに待ち時間無く診察室へ案内してもらいました。

 

医療機関には、規模や人員、設備に応じて、それぞれで役割が違います。スンゴイ医療機器を置いている病院に風邪の患者が来ても、患者、病院のスタッフ、お互いに時間のムダです。足首の捻挫で大学病院に来られても困りますからね。

 

紹介状なしの場合に定額負担を求める仕組みはもっと早い段階であっても良かったはずです。平成28年にならないと実施できないほど難しいものでは無かったはずです。もちろん、救急など特別な理由があれば、紹介状なしでも定額負担はありません。

 

今後は、まずは近所のクリニックで診てもらう。大きな病院に行くときは紹介状を書いてもらう(いきなり行かない)。病院に行く患者側がこれを意識すれば、医療機関も患者も時間という資源を節約できるでしょう。

 

 

 

 

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山口正博 社会保険労務士事務所
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