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玄関を締めても勝手口が開いているのがSNS。

 

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採用担当者が「面接で変な質問をする理由」にネット震撼! 匿名アカウントが特定されるリスクも?

 

採用担当者は、候補者のSNSをチェックしてリスク回避を図っているといわれる。しかし実名登録のSNSならともかく、ツイッターなどを匿名で利用している場合には、簡単にたどり着けないはずと安心している人もいるはずだ。

しかし、敵もさるもの。あるツイッターユーザーが大手企業の人事担当者に「なぜ面接で変な質問をするんですか?」と尋ねると、驚きの回答が返ってきたと明かす。これを聞いた他のユーザーも「こっわ!こわ!」などと震え上がっている。

「変な質問されたらSNSで言いたくなるでしょ?」


ネットを検索すると、「採用面接で変な質問をされた」という書き込みには枚挙に暇がない。「あなたを家電製品に例えると何ですか?」「幽霊はいると思いますか?」といった、仕事の能力とは関係なさそうな問いを投げかけられることも珍しくない。

 

SNSで本人に関する情報を集める。PCでもスマホでも数秒で出来てしまう作業なので、エントリーシートや履歴書を見て、「ちょっと検索してみるか」となる。

面接で風変わりな質問をすると、人はネットに投稿したくなる。そのような感情を上手く利用した手法があるようですね。面接で餌を撒いて、それに食いついた人が他の人に知らせる。ネットに情報が公開されていると、検索できるようになりますから、「あぁ、面接に来たのはコイツだな」と分かるわけです。

 

匿名アカウントにタグを付ける手段として、変わった質問を出しておく。なかなかイヤラシイ方法ですが、賢い方法です。

 

せっかく匿名アカウントでSNSを使っていても、食いついた餌について投稿してしまうと、その餌がシグナルとなって、アカウントの利用者が特定されます。いわゆる名寄せですよね。


匿名だから安心と考えてウェブサービスを使っている人も少なくないでしょうが、匿名アカウントの利用者を特定するのは、SNSでは思いのほか難しくありません。

 

上記のように、餌を撒いてシグナルとして使うのもアカウントの利用者を特定する手法の1つですが、他にも関連付けされているアカウントから名寄せすることもできます。

 

例えば、Aさんは、とあるSNSを非公開で使っているとしましょう。一方、Bさんは、Aさんと同じSNSを使っているのですが、コチラはオープンな状態(名前などの情報も公開された状態)で使っているとします。

 

さらに、このAさんとBさんは、SNSの友人機能もしくはフォロー機能で繋がっているとします。つまり、匿名アカウントとオープンなアカウントが連結されている状態です。

 

Aさんの投稿内容は非公開ですが、アカウントが繋がっているBさんには見えます。そこで、オープンなアカウントを使っているBさんがAさんについてSNS上で何かを投稿したらどうなるでしょうか。

 

Aさんに関する情報がBさんのアカウント経由で公開されるわけです。

 

匿名アカウントかつ非公開でSNSを使っていれば安心だと思ってしまいますが、繋がっているアカウントがいわば「勝手口」のような機能を持ち、そこから情報が出ていきます。

 

非公開モードでピシャっと玄関を締めても、つながったアカウントが勝手口になって情報が外に出て行く。

 

SNSは繋がることに意味があるものですし、情報が共有され流れていくところが利点ですので、ヒッソリと使うには適していない道具なのです。

 

アカウントの利用者を特定されるのがイヤならば、個人的なことは投稿しないというスタンスになるでしょうが、それだとSNSを使う意味が薄れてきます。しかし、SNSを活用しようと情報を流せば、名寄せされて利用者が分かってしまう。

 

ウェブサービスが普及してくると、悪いことはできませんね。

 

 

山口正博 社会保険労務士事務所
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© 社会保険労務士 山口正博事務所