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book792(通知カードはマイナンバーカードではない。)



マイナンバー通知カードが届いたら、、、。




そろそろ手元にマイナンバーを通知するカードが届いた方も多いかと思います。

通知カードが届いて、「この後、何をするの?」と思う方もいるでしょうから、後の流れについて説明しておきましょう。

通知カードは柔らかい紙に印刷されたもので、個人番号が印字されています。じゃあ、「このカードがマイナンバーカードなの?」というと、そうではありません。番号はキチンと書かれていますけれども。

このマイナンバー通知カードは、言うなれば「仮のカード」であって、マイナンバーカードとは違います。

ポイントカードでも似たようなものがあります。まず先に簡単な仮カード(紙で作られたもの)をお客さんに渡しておき、今すぐの買い物でもカード優待サービスを使えるようにしておく。そして、後日に、プラスティック製の本カードを郵送して、仮カードと差し替えて使ってもらう。IKEA FAMILYカードがまさにこのスタイルです。

通知カードを本カードであるマイナンバーカードに切り替えて、手続きは終わりです。


1.通知カードが届く。
2.マイナンバーカードを申請する。
3.交付通知書がハガキで届く。
4.市役所などにカードを取りに行く。

手順はザックリと4段階です。

1の通知カードが届くところは説明は要りませんよね。

問題は2からです。



スマホでの手続きが最も早いんじゃないか。




通知カードを市町村の窓口に持っていけばマイナンバーカードと交換してくれるのかなと思うところですが、先に申請が必要です。いきなり通知カードを窓口に持っていくわけではないのです。

申請とは、「個人番号カード交付申請書」を使って行う手続きのことです。この申請書は通知カードとセットになっていて、1枚の用紙に通知カードと申請書が連結されています。通知カードと申請書は切り離せるようになっていて、切り離すと申請書はハガキぐらいの大きさになります。

では、申請書に何を書くか。書くことは、電話番号、申請日、申請者の氏名、この3点です。あとは、顔写真が必要になります。手続きとしては簡単なものです。

申請方法は、郵送、スマホ、PC、証明写真機、この4つです。

もっともオーソドックスな郵送を選ぶ場合、申請書に必要事項を記入し、写真を貼り、同封されている封筒を使って送ることができます。

スマホを使う場合はどうか。申請書にQRコードが印刷されており、アプリでQRコードを読み取ってアクセスすると、申請手続きができます。

(実際の申請画面。スマートフォン)
http://www.growthwk.com/image/mn1.png

スマホには写真を撮影するカメラが搭載されていますので、スマホで顔写真を撮影して、その写真データを使って申請も済ませる。おそらく、スマホを使って申請するのが最も簡単で早いでしょう。

今年、2015年の10月に実施された国勢調査ではスマホやPCも使えるようになり、ネット経由だと10分程度で手続きが終わりました。書類だとモチャモチャと30分ぐらいかかっていたのですが、PCを使うと時間を短縮できるし、データも即時に送信できるので調査票を渡すこともありません。

今回のマイナンバーカード申請も、国勢調査と同様に、スマホかPCを使うのがベストでしょうね。手続きが早いですから、郵送の人よりも早くカードを受け取れるのではないでしょうか。

さて、今回は4つ目の手段もあり、証明写真機から申請できるらしいです。「えっ? 証明写真機って、写真を撮影して、出来上がった写真が出てくるのを外で悶々と待たないといけない、アレのこと?」、はい、そうです。

「証明写真機にネットワーク接続する機能なんてあったっけ?」と思い、どうやって証明写真機からマイナンバーカードを申請するのか興味津々です。

マイナンバーカードを申請できる証明写真機というものがあって(あるんですか? そういうタイプのものが)、そこに交付申請書を持って行き、写真機のメニューから「個人番号カード申請」を選び、お金を入れて写真を撮影する。撮影後、画面の案内にしたがって、必要事項を入力し、マイナンバーカードを申請するらしいです。

個人番号カード申請に対応した証明写真機があるらしいのですが、私はそのような証明写真機に遭遇したことがないので、半信半疑です。

申請には写真が必要ですから、証明写真機に写真を撮りにいく人もいらっしゃるかと思いますので、撮影時には申請書を持って行き、もし個人番号カード申請に対応している証明写真機に遭遇出来たら、その場で申請を済ませるといいでしょう。


申請を済ませると、後日、来年2016年の1月以降に、交付通知書がハガキで届きます。

この交付申請書と通知カード、あとは免許証などの本人確認書類を持って、市役所などの窓口に行き、本カードであるマイナンバーカードを受け取ります。

カードを発行する際には、暗証番号を4つ設定します。「えっ!? 4つも?」と思うところですが、4つです。

1.電子証明書用の暗証番号。署名用。
2.電子証明書用の暗証番号。利用者証明用。
3.住民基本台帳事務用のアプリ(住基アプリケーション)で使う暗証番号。
4.券面事項入力補助用のアプリ(券面アプリケーション)で使う暗証番号。
以上4つです。

1は、英数字で6文字から16文字以下で設定します。パスワードと同じですね。2,3,4は数字4桁で設定します。この3つは同じ暗証番号に設定してもOKです。書くまでもありませんが、銀行の暗証番号や生年月日を設定するのはヤメておきましょう。

「電子証明書って何?」と思うところですが、これは身分を証明する電子データのようなものです(電子版の身分証明書と表現してもいいかもしれません)。何か公的な書類をネット経由で提出するときに、電子証明書を一緒に添付して、書類を送信すると、キチンと本人が手続きをしたのだなと相手に分かります。IDやパスワードだけだと、他人がなりすましできますが、電子証明書を使うと、なりすましが難しくなります。

電子証明書を利用すると、従来だと窓口まで行って書類を書いて出していたものを、スマホやパソコンで書類提出ができるようになります。

電子証明書には2種類ありますが、署名用というのは印鑑や身分証として使う場合のものです。利用者証明用は、他人のなりましを防ぐためのものです。他人が自分のマイナンバーを使って手続きをすると困りますから、電子証明書と暗証番号でロックするわけです。

券面事項入力補助というのは、住所、氏名、生年月日、性別、顔写真のデータを引き出す手続きで、その際に暗証番号を使ってデータの引き出しを制御します。

住民基本台帳事務とは、住民票のデータを引き出す手続きで、その際のデータ引き出しを暗証番号で制御します。

(参考)
総務省|マイナンバー制度と個人番号カード|個人番号カード



通知カードを受け取った後、マイナンバーカードを申請する。後日、窓口までカードを取りに行き、その際に暗証番号を4つ設定する。これが手続きの流れです。



山口正博 社会保険労務士事務所
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