book781(8月15日前後に休む必要があるのかどうか。)

渋滞大好きな人たち。


2015年のお盆も終わりましたが、すでに今年も後半に入っているんですね。お盆の終わりには送り火を焚く習慣がありますが、京都で行われる五山の送り火には一度も行ったことがありません。史上最強の暑さになった今年の夏、京都にも2度行きましたが、あまりの暑さにしょげて帰ってきてしまった。

13日に迎え火を焚き、16日に迎え火を焚く、忙しない感じで、お盆休みという雰囲気を感じる前に休みが終わってしまう。

毎年8月15日前後がお盆休みの時期ですが、あえてこの時期に一斉に休むのはもうヤメてもいいのではないでしょうか。

史上最強の暑さになった今年の夏に、渋滞する高速道路をイライラしながら移動し、サービスエリアの人ゴミにムカつき、依然として解消しない渋滞にプッツンする。毎年、これの繰り返しではないでしょうか。

墓参りに行く人も多いようですが、あえてお盆に行くこともない。自宅の仏壇にお供え物をして、オガラを折って迎え火を焚く。そういう素朴なお盆で済ませ、休むのは他の時期にズラせばもっと快適に過ごせるのですが、どうもそうならないのが悩ましい。




一斉に何かをするのが好きな人。


何が何でもお盆に休まなきゃダメな人もいるでしょうが、全員一斉に休むのはもうヤメましょう。なぜか一斉に何かをすることを好む人がいるようで、休暇だけでなく、休憩も同じです。

労働基準法34条に休憩について記述がありますが、ここでも「休憩時間は、一斉に与えなければいけない」と書かれています。これは昔の工場労働の名残でしょうが、いちいち一斉に休む必要は必ずしもありません。

休憩も休暇も、交代で取れば営業を停止する必要はなく、年中無休で営業することもできます。

とはいえ、取引先が休みなのでウチも休みという会社があるのも確かです。取引先が休むと商売にならないので、ウチも休みにせざるを得ない。いわゆる連鎖休暇です。

B to Bの商売だと、取引先が動いていないと、必要な材料や部品が入ってこず、生産活動ができないこともあるでしょう。

8月いっぱいをお盆にしちゃうのはどうでしょうか。京都の祇園祭は7月中開催されますし、それに似せて8月の初めから終わりまでをお盆にしますので、8月中にお盆休みを取ればいいですよ、と。たった4日間しかないお盆ですから、もっと緩く期間を設定すれば、あの世の人たちもユックリと現世でくつろげます。期間が長いので、キュウリやナスに割り箸を刺したものも必要なくなります。ユックリ来て、ユックリ帰ればいい。

労務管理では、お盆休みを設ける義務はありませんし、8月15日前後に休みを設ける義務もありません。そこで、例えば、無休の休暇を7日ほど設けて、交代で取得するのも良いでょう。

15日前後に休みたい人もいれば、時期をズラして8月の初めや8月末。9月に休みを取るのも良いですね。

需要が集中する時期をズラせば、旅行する際の費用も安くなります。人が多い時期は、飛行機や宿泊施設は割引が無く、正規の割高な料金で利用しないといけない。ツアーパックの料金は、閑散期と繁忙期を比較すると、3倍ぐらい価格が違いますので、同じ内容ならばもっとお得に、快適に旅行したいものです。

今年、2015年には9月にシルバーウィークがありますので、交代で休暇を取り、快適に過ごすことをオススメします。


山口正博 社会保険労務士事務所
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