高学歴ならば、持っている頭を使えばいい。(Tue.20150414)

「高学歴であればあるほど損をする」女性の雇用環境
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150411-00832126-sspa-soci



 現在、保険会社のコールセンターでアルバイトをしている古田律子さん(仮名・30歳)の年収は約200万円。

「銀行を目指して就職活動をしてたんですけどうまくいかなくて。地元の信用金庫の一般職も受けたのですが『慶應の人がわざわざウチの一般職を受けにこなくてもねえ』とニヤニヤされて不採用。総合職じゃなきゃなんてこだわりもなかったのに、使いづらいと思われたのかな。結局、東京でひとり暮らしを続けていますけど、稼いでる同級生、結婚して幸せに暮らしてる同級生に会うのはツラくて、友達との交流も減っています」

 ポスドク問題に関しても、女性はさらに深刻だ。

「’13年の時点で、博士課程で学ぶ女性の比率33%に対し、専任教員の女性比率は22%。国立大学だけで見ると10%台前半。構造的に女性のほうが不安定な非常勤職に追いやられやすいんです」



『高学歴女子の貧困~女子は学歴で「幸せ」になれるか?』という本を以前読んだことがありますが、上記のウェブサイトはその本に書かれている内容と同じです。

高学歴女子の貧困 女子は学歴で「幸せ」になれるか? (光文社新書)

女性は高学歴だと損をするらしいですが、それは高学歴が理由なのか、損というのはどういう状態で損と言うのか不明です。

高学歴だから、大学の先生だとか、金融機関とか、さらにはコールセンターなど。わざわざ狭い道を通ろうとするからツライ経験をしてしまうのでしょう。

大学院まで行くと、大学の先生になると当たり前のように考えてしまいますが、他の人と同じように考えてしまうと、自ずと道が狭くなります。ポスドクになって悶々とするよりも、他の仕事を作るなり探すなりした方がラクになれるはずです。

大学が搾取しているなどと卑屈なことを考えず、頭を使う方向を変えればいいだけです。

他の人がたくさん集まってくる既存の職業からあえて選ばなくても、他の仕事を作ればいいでしょう。周りを見回せば、何でも商売になっていると気づくはず。

私が思うに、自分で自分の可能性を狭めているのが主な原因です。誰かが悪いわけじゃないし、環境が悪いわけでもない。「大学院まで出たんだからこの仕事をしないと」と思い込んで穴に嵌り込んでいる。誰かの責任にしたり、環境の責任にすると、不思議とコトが上手く運ばないのが世の仕組みです。

他の女性よりも頭は動くのですから、固く考えずに、1つの職業に拘らず色々な職業を組み合わせるといいでしょう。

時間単位で報酬が決まる仕事の比重を徐々に低くしていき、時間がネックにならない仕事を増やしていく。そういうイメージです。おそらく、金融機関や教育機関に勤めていては状況は変わりにくいでしょう。

自分が得意な分野、大学の講師になれるぐらいならば、相応の専門分野があるのでしょうから、その分野で何かコンテンツを作る。文章でも良いし、動画でも写真でも、画像でもいい。それを使って人を集められれば、そこから収益が発生します。

モノをドンドンと売るのもアリですが、今は人を集めることそのものに価値がある時代ですので、何らかのコンテンツで人を集めれば、それで生活することもできます。

「お勤めする」という考えに拘泥せず、人の役に立つこと、楽しませること、人が興味を持ちそうなこと、そういうものを自分が持っているならば、それを商品にしてしまえばいいのです。



山口正博 社会保険労務士事務所
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