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book756(還付金詐欺の季節がやって来た。)

2月と3月は詐欺の季節。


2月になると協会けんぽから医療費に関するお知らせが届き、さらに3月には年末調整や確定申告が話題になります。

医療費や年末調整という言葉を聞くと、反射的に「お金が返ってくる」というイメージを抱く人が多いので、その心理を利用して悪いことを考える人がいます。


医療費のお知らせについて(平成27年2月発送) | 都道府県支部 | 全国健康保険協会
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/home/shibu/osaka/cat080/150119-iryouhituuchi

医療費等の「還付金詐欺」にご注意ください!! | 都道府県支部 | 全国健康保険協会
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/osaka/cat080/sagi20140116


電話で接触してくるケースが多いようで、未だにこの手のトラブルはあるようです。

では、このような詐欺に遭わないためにはどうすればいいか。私なりの還付金詐欺のカンタンな判断方法があります。



集めるのは一生懸命。返すのは後ろ向き。


その方法とは、「熱心にお金が返ってくることをアピールしてきたら、それは詐欺だ」という基準で判断するものです。

人は自分がお金を手に入れる時は熱心ですが、返す時は熱心にはなりにくいものです。つまり、熱心にお金が返ってくると言う人は、人間の自然な気持ちに反しています。

公的機関というのは、お金を集める時は一生懸命です。社会保険料であれ、労働保険料であれ、税金であれ、集める時は実に熱心です。しかし、還付するお金が発生したときは、郵便でポツンと1通だけ文書を送る。これが本物の還付金です。

一方、お詐欺さんの場合は、「お金が返ってきます!」、「還付金が数十万円あります!」、「本日の午後3時までにATMで手続きしてもらう必要があります。急いでください」と、不思議なほど押し付けるようにお金を還付しようとします。

お便りを1通だけ送って、相手が手続きしなければ、還付金はコチラのものになる。そう考えるのが自然なのに、とにかくお金を受け取らせようとする。


集めるのは一生懸命。返すのは後ろ向き。これは本物。

全く集めない。返すのは湯気が出るほど熱心。これは詐欺。


還付金が向こうからやってくることはありません。ご注意を。

山口正博 社会保険労務士事務所
大阪府大東市灰塚6-3-24
E-mail : mail@ymsro.com

© 社会保険労務士 山口正博事務所