バイトAKB 時給は1,000円。狙いは時給じゃない機会だ。(Mon.20140818)




AKB48メンバーを時給1000円で募集の「バイトAKB」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140811-00010004-musicv-ent



 AKB48が時給1000円でメンバーを募ることがわかった。その名も「バイトAKB」。求人サイトとのコラボレーション企画で実施するもので、アルバイトに採用されるとAKB48のメンバーとしてテレビやライブ、CMに出演できるという。一般から公募する期間限定企画では塚本まり子さん(38)が大人AKB48として起用。テレビ番組出演の際には緊張感のある初々しさで話題を集めた。

 今回の企画も注目を集めそうで、早速、このことがスポーツ紙各紙によっていち早く報じられるとネット上で大盛り上がり。ただ、その反応は主催者の思惑とは少々異なるようである。

 時給1000円でメンバーを募集することにネット上では不評の声が広がっている。掲示板などには「安すぎる」、「収入を時給換算するといくらになるんだ」、「アイドルって夢が無いね、時給で働くとか」、「バイトで務まるAKBって」といった意見などが書き込まれている。

 なかには「芸能界を目指す子にはチャンスかもな」などと、アイドルを志す女性にとってはその可能性が開かれる願ってもない機会と、理解を示す声もあるのだが…。

 今回の企画は、求人サイト「バイトル」とのコラボ企画として展開されるもの。募集は8月10日から始まり、9月10日に締め切る。応募資格は、経験不問で、中学生以上でプロダクションに所属していない女性。勤務先はAKB48の運営会社であるAKS。

 勤務時間は午前7時~午後9時、同時間内で法定労働時間を遵守とも注釈を入れている。バイト期間は、来年2月末までとし、その後は3カ月の契約更新。そのほかの待遇には、社保完備、交通費支給、衣装貸与、食事補助などがあり、一般的にみられるアルバイトの募集要項となっている。

 バイトルの特設サイトには「採用の際にはカワイイ衣装を貸与!採用枠は若干名。みなさまのご応募お待ちいたしております」と案内しているが、果たしてこの企画は成功するのか…今後が期待される。
 

 
「バイトAKB」予想を超える応募者数、そもそもなぜ時給1000円なのか
http://www.musicvoice.jp/news/20140813017066/



 時給1000円でAKB48メンバーを募集―。求人サイトの「バイトル」がAKB48グループとのコラボレーションとして打ち出した奇抜な企画。アルバイトに採用されるとAKB48のメンバーとしてテレビやラジオ、CMに出演できる。

 募集は10日夜から開始され、すでに多くの応募が寄せられているという。同サイトを運営するディップの広報によると、一企業の応募者数では過去最多数を記録しているようだ。公式ツイッターにも「中学生でも応募できますか」という問い合わせが多く寄せられ、若年層を中心に予想以上の反響があるとしている。

 ところで、気になるのはなぜ時給1000円なのか。ネット上でも「安すぎるのではないか」などの声が多数寄せられていた。そこで同社広報に確認してみたところ「時給は雇用主が設定することになっています。今回はAKS(AKB48運営会社)さんが雇用主となりますので、その理由は当社では分かりません」という答えが返ってきた。

 では、平均的な時給は?「当社調査では6月の平均時給は全国が967円、関東では1004円となっています」。今回の募集要項にある勤務地は「東京都千代田区」。関東の平均時給を参考にした可能性もありそうだ。




中学生もOK?

中学生も応募できるかという部分がありますが、労働基準法を守るとのことなので、中学生の場合、56条から64条までの内容が該当します。

芸能界では子役のタレントも仕事をしているので、中学生が今回のバイトAKBに応募することは法律的には可能です。

「働けるのは高校生から」という一種の思い込みのようなものがありますが、高校生未満であってもキチンと条件を満たせば働くことは可能です。

ただ、中学校とバイトAKBを掛け持ちするとなると、場合によっては学校を休んで行くこともあるでしょうし、そうなると学校のセンセイや自分の親、同級生の親などが、心配や嫉妬からナンダカンダと言ってくるかもしれません。



時給1,000円が高いか安いか。

この企画のウマ味は、時給でオカネを稼ぐ点にあるのではなく、芸能界に入るための橋頭堡として企画を利用する点にあります。「アイドルなのに時給1,000円では安い」という反応もありますが、極端に言うと、時給0円でも応募する価値がある企画だと思います。

普段だとオーディションを受けるために自分から行動しないといけないのでしょうが、今回の場合は向こうから募集してきているので、チャンスと言えばチャンスではあります。

時給1,000円の話が多い感じがしますが、1,000円に設定したのはキリがいいからでしょうし、特に深く考えず「1,000円でいいんじゃない?」という軽いノリで決めたのだと思います。

あまりに高く設定し過ぎると、大人の女性がワンサカとやって来て、応募者の平均年齢が上がってしまいオバサン化してしまうので、大人だと応募してこないだろうという低めの時給にあえて設定したとも思えます。

中学生や高校生を含む10代の女性ならば、時給1,000円でも十分に反応するでしょうから、20歳以上の女性を避けつつ、10歳代の女性を惹きつけるには調度良い水準かもしれません。

今回の企画の目玉は、時給ではなく「あのAKBに入れる」という点にありますから、時給に関してはさほど気にすることでもないでしょう。



期間限定で終わるの?

求人サイト「バイトル」とのコラボ企画なので、バイトルを運営するディップ株式会社の宣伝として行われていると思われ、今回の企画に必要な宣伝費用も左記の会社にて負担している可能性があります。そのため、予定していた宣伝活動が終われば、バイトAKBのメンバーの活動も終わりとなるのかもしれません。

以前、大人AKBという企画があり、こちらは江崎グリコとのコラボ企画で一般人の女性が1人選ばれましたが、2014年8月31日までの期間限定でメンバーに入り、約4ヶ月で終了する予定です(2014年8月時点で卒業を発表済み)。

 

大人AKB48|パピコ|グリコアイス大人AKB48|パピコ|グリコアイス  



今回のバイトAKBも、人材仲介会社との共同企画ですし、期間は2015年2月末までと記載されているので、2014年9月の末頃に採用される人を決めて、10月から翌年2月末まで活動し、そこで終了する可能性があります。

ただ、「その後は3カ月の契約更新」という部分が気になります。企画の期間が終わった後どうなるのか。この点が最も興味が湧く部分で、バイトAKBのメンバーになった人がその後どうなるのか知りたいところです。

AKBのメインメンバーにいきなり入り込んでいくという可能性は低そうですが、研究生という立場で入り込むのか、総選挙に参加することができるのか、そのままバイトという枠で継続するのか。色々と想像はできますが、AKSのヒトたちだけが知ることでしょうから、外部からは想像しかできません。



企業は自社サービスを宣伝でき、AKBは費用の負担なく自らを露出できるのですから、お互いに利点がある企画です。コンビニでも、進撃の巨人やパズドラなど、くじ引きのキャンペーンを実施していましたが、これも企業が費用を負担し、コンビニがその集客力を提供するという構図ですから、バイトAKBと似ています。

単純に広告を出稿するよりも、上記のようなコラボ広告の方がネットでバズられますし、一方的な宣伝と違って興味も持ってもらいやすいので、広告臭さを消すのが今風の宣伝方法なのでしょう。

 

 ご一緒に“おでん”いかがですか:コンビニで展開されるキャンペーンが、つまらない理由 (1/4) - Business Media 誠 ご一緒に“おでん”いかがですか:コンビニで展開されるキャンペーンが、つまらない理由 (1/4) - Business Media 誠  


山口正博 社会保険労務士事務所
大阪府大東市灰塚6-3-24
E-mail : mail@ymsro.com

© 社会保険労務士 山口正博事務所