メールを遮断してバカンスを守る。(Mon.20140818)



メール気にせずバカンスを=着信自動削除システム-独ダイムラー
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201408/2014081600179&g=int


 ドイツ自動車大手ダイムラーは、社員が仕事に関わる電子メールを気にせず休暇を過ごせるようにするため、休暇中の社員宛てに届くメールを自動削除するシステムを導入した。社員はバカンス中にスマートフォンなどでメールの確認や返信をせずに済むほか、休暇明けに膨大なメールをチェックする必要もなくなるという。
 
 同社によると、このシステムはドイツ国内の社員約10万人が希望に応じて利用できる。送り手には、「休暇中で受け取れない」との説明とともに、緊急の用件に対応できる別の担当者の連絡先を知らせるメールが自動返信される。個別の設定により、社内など特定の相手からのメールだけを受け取ることも可能だ。


仕事関連のメールを会社経由で作成したメールアドレスに集約していれば、休暇中のメールを確かに遮断できるでしょう。

ただ、社員が会社のメールアドレスのみを使っているとは限らず、個人で持っているケータイの番号、メールアドレスを使って個別に連絡することは可能です。他にも、日本ならば、LINEが普及しているので、LINE経由で仕事の連絡をしている人もいるはず。また、会社によっては社員ごとに専用のメールアドレスを作っておらず、社員個人のケータイへ電話連絡したり、メールを送って連絡するところもあるでしょう。

「メールならば後から読んでくれるだろう」と考え、とりあえず送っておく。メールにはアーカイブ機能があり、必ずしもすぐに読む必要がないため、休み明けに受信箱にワンサカとメールが溜まっていて処理にウンザリした経験がある人も少なくないはず。

仕事で使うのは会社アドレスだけ、自分で使っている他の連絡手段は仕事では使わない。このようにキッチリと連絡手段を分けているならば、ダイムラーのように休暇中のメールを遮断するのは良い方法です。

現在は2014年、今から20年ぐらい前ならば、連絡手段は固定電話が主体でしたから、会社にいなければそこの社員に連絡できない状況でした。そのため、休暇中は必然的に連絡が遮断され、まどろんでいる時に手元の電話がピロピロと鳴ることもなかった。

しかし、2014年の今では、ケータイ電話を持っているのが普通になりましたし、電話機も普通のケータイからスマホに切り替わり、20年前よりもずっと簡単に連絡をとることが可能になりました。さらに、連絡手段も、固定電話に限られませんし、会社のドメインが付いたメールアドレスにも限定されません。

メールの着信を自動で削除するシステムはそれなりに効果を発揮するでしょうが、今ではいわゆる「抜け道」も多いので、どこまで休暇中の連絡を遮断できるかが気になる点です。

山口正博 社会保険労務士事務所
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